分断した世界 逆転するグローバリズムの行方 – 高城剛

分断した世界 逆転するグローバリズムの行方 - 高城剛

高城剛氏の最新刊『分断した世界 逆転するグローバリズムの行方』を読みました。ベルリンの壁が崩壊して世界が一つになった1989年から、英国がEUを離脱して世界が30年ぶりに分断の時代を迎える2019年までを、氏が独自の視点で書いた一冊です。 ここ数年、行き過ぎた資本主義とグローバリゼーションへの反動が様々な国や地域でどんどん大きくなっていますが、実際に世界中を回って分断を肌で感じている高城センセならではの内容になっていて読み応えがありました。

興味深かったのが、これまで新しいメディアが登場して普及することによって、バブルが巻き起こり崩壊するという氏の解釈です。世界恐慌、ニクソンショック、ブラックマンデー、インターネットバブル、サブプライムと、バブルとその破綻は情報の爆発によって引き起こされるとすれば、スマートフォンと高速ワイヤレス回線によるバブル崩壊が必ず起きるという仮説は説得力がありましたね。人々は魔法の機械を入手すると、全く知らない世界の情報を簡単に手にするようになり、どうにか一儲けできないかと欲が湧いて悪巧みを考えてしまうと。歴史はまた繰り返されてしまうんでしょうか。

そして、2020年から2049年まで、30年後に世界は再び一つになるという未来予測を、氏の独自解釈で書き上げた後編が今秋発売されるそうなのでそちらも楽しみです。


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May 14, 2018 | Categories » Entertainment | Tags » , , , | No Response »


 

大麻ビジネス最前線 Green Rush in 21st Century – 高城剛

大麻ビジネス最前線 Green Rush in 21st Century – 高城剛

高城剛氏が2年をかけて、世界中の先端研究者やビジネスマン、愛好家から政治家、官僚まで、100人以上に聞いた話を題材に、大麻産業の最前線をまとめた一冊『大麻ビジネス最前線 Green Rush in 21st Century』が発売。すでにリアーナやスヌープ・ドッグ、女優のウーピー・ゴールドバーグなどのセレブ達が大麻ブランドを立ち上げていますが、これから巨大な産業へと発展していくんでしょうか。早速ポチりました。

「ダメ。ゼッタイ。」というキャッチコピーとともに、日本では大麻が厳しく規制されているが、世界に目を向けてみれば、実に多くの国々が大麻を「医療用大麻」として合法化・非犯罪化している。
大麻に含まれる成分が、がん、認知症、てんかんなどに効くということが、科学的なエビデンスとともに判明しつつあるのだ。
こうした事実を、常にビジネスチャンスをうかがっている投資家や事業家が見逃すはずがない。
すでにアメリカ、イギリス、カナダでは医療用大麻だけでなく、嗜好用大麻をも一大産業にしようと、急速に準備を始めている。
この動きは、現在、「グリーンラッシュ」と呼ばれている。

そして、2018年6月。
WHO(世界保健機関)が大麻に関する記述を見直すと目されている。
これを分岐点に、世界の「グリーンラッシュ」はますます世界を席巻するだろう。
かつての「ゴールドラッシュ」が世界規模で経済の流れを変え、街を作り、歴史を動かしたように。

世界の動きから取り残され、“大麻ガラパゴス”といわざるをえない日本において、どう大麻産業でビジネスの好機をつかむか。

本書はおよそ2年をかけて、世界中の先端研究者やビジネスマン、愛好家から政治家・官僚まで、100人以上にうかがった話を題材としている。
海外の学会やコンベンションに参加し、自ら先端科学の知見を蓄えてきたつもりだが、本書に興味を持った日本の出版社は皆無であり、その理由も不明なままだった。
これが、日本の現状を物語っており、また、大麻に限らず、日本に閉塞感が漂う原因のひとつだと考えざるをえない。

不透明な密室で多くの物事が決められる日本に、果たして透明化する日が来るのだろうか?
その試験紙のように、僕は日本の大麻産業の行方を見ている。



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April 23, 2018 | Categories » Entertainment | Tags » , , , , , | No Response »


 

高城剛による『NEXTRAVELER TOOLS』の超軽量バックパックが発売

NEXTRAVELER TOOLS Backpack

高城剛氏による『NEXTRAVELER TOOLS』の超軽量バックパックが、メルマガ読者のみがログインできるオンラインストアで限定発売。

防爆シートや防刃ベストで知られるスーパー繊維「超高分子量ポリエチレンファイバー」を全面使用することにより、同等サイズ商品の半分の重さで倍の強度を達成しているとのことです。さらに肩への負荷を大幅に軽減するため、個人の肩幅等に合わせて一つ一つ手作りしてくれるそうです。

容量は10リットルと19リットルの2サイズで、価格は10リットルが38,000円、19リットルが46,000円。なかなか高価ですが、機能性とカスタマイズ性の高さを考えれば納得ですかね。フルブラックのステルスなデザインもかなり好みです。

NEXTRAVELER TOOLSは、
旅行ガイド「NEXTRAVELER」シリーズの編集部(高城剛主幹)が、
取材の際に持ち運ぶ、軽量で頑丈なバックパックがないことから、
「自分たちで作ってみよう!」と思いたってスタートしました。

シャツやジャケットにはS、M、Lと体型にあわせたサイズを選べますが、
一般的なバックパックには、そのようなサイズがなく、
ベルトで調整する程度しかありません。
手さげカバンならまだしも、体と一体感を求められるバックパックには、
容量の選択はあっても、サイズの選択はないのです。

また、バックパックは肩に重さが一点集中しますが、
肩のつくりは、想像以上に人によって異なります。
「なで肩」や「イカリ肩」、そして幅も人によって大きく違い、
バックパックとの不具合によって、旅行中に必要以上の疲れを生じさせるのです。

そこで、個人によって異なる肩をひとりひとり測定し、
個別に肩や幅にあわせて、
ひとつひとつ手作りするバックパックを、およそ3年かけて完成させました。

それが、NEXTRAVELER TOOLSのバックパックです。

まず、お買い求めいただいた後、
都内某所にあります「THIS IS NOT A STORE」にお越しいただき、
お一人様づつ肩を測定し、時間をかけて「その人だけのバックパック」を作り上げますが、
もし、測定にお越しいただいた際に、そもそも肩が曲がっていたら、
その状態のまま、バックパックが出来上がってしまいます。

そこで、事前に鍼灸や整体などで肩を調整後、
「正しい状態」で、測定することをオススメしている次第です。

そうすれば、渡航中に肩や背中に違和感を感じたら、
バックパックが「正しい状態」ではないことを教えてくれます。
つまり、NEXTRAVELER TOOLSのバックパックは、健康器具でもあるのです。

その人だけのNEXTRAVELER TOOLSのバックパック。

いよいよ発売です。



Link » THIS IS NOT A STORE
(via 高城未来研究所「Future Report」Vol.355


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April 6, 2018 | Categories » Thing, Travel | Tags » , | No Response »


 

50mm THE TAKASHIRO PICTURE NEWS – 高城剛

50mm THE TAKASHIRO PICTURE NEWS - Tsuyoshi Takashiro

高城剛氏がブログやSNSのように、自分で見たものを自分で撮影し、自分で文を書いた、世界の動きや話題を伝える新雑誌『50mm THE TAKASHIRO PICTURE NEWS』が発売。

大麻ビジネス最前線、サードウェーブ・ホームレス、第二次金融世界大戦と、見出しだけでもワクワクしてきます。ブログが昨年から更新されなくなったのはこれが原因だったのかもしれませんね。Kindle版が用意されていますが、紙の方は書店の規定サイズの袋に入らないほど大きいようなので、これは是非体験してみたいです。

長年の読者は、僕のことを、良く言えば挑戦的、悪く言えば、無謀な天邪鬼とお考えなのは自分でも知るところだが、
この期に及んで紙の雑誌を不定期ながらも新発刊するとは無茶にも程があると誰もがいう。
世の中、出版不況だそうだ。
雑誌は、毎月のように廃刊し、書店や出版社は日々会社を畳んでいる。
話を聞けば、ウェブサイトに読者は流れ、紙の雑誌が売れなくなったのが要因だというが、
本当にそうだろうか。
実は、雑誌は気がつくと読者よりも広告主に目が向き、内容がどんどん企業寄りになって、面白くないから読者は離れ、
結果、広告主も離れていった。つまり、雑誌が広告収入に依存していた「体質」に問題があると僕は考えている。

インターネットは、即時性や非物質的であることに目がいくが、
ブログやSNSも、なにより魅力は「個人メディア」に尽きる。
自分で見たものを、自分で撮影し、自分で文を書く。

だったら、インターネット的に、いままで見たこともない紙の雑誌を作ったらいいんじゃないか。
そう考え、まるでブログやSNSのように、自分で見たものを自分で撮影し、自分で文を書く紙の一冊を作りたいと思った。

また、デジタルじゃ、絶対にもたらすことができない「体験」を読者に提供したいと考えた。
それが、この紙の判型である。
現在、モバイルと呼ばれる範疇の大型タブレットは、最大12インチほどあり、
ノート型と言われるパーソナル・コンピュータは、15インチほどある。
そこで、これらの画面より圧倒的に大きくすることで、モバイルディバイスでは得られない「体験」を感じて欲しいと思った。
米国の雑誌「LIFE」に代表される、かつて世界を沸かせた大型のグラフ誌は、
ページをめくるごとに、人々を興奮させる何かがあったのだから。

そうやって、本誌は出来上がる。まるで「大人の絵日記」のような。



Link » 50mm THE TAKASHIRO PICTURE NEWS – 高城剛

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March 23, 2018 | Categories » Entertainment, Life, Travel | Tags » , , , | No Response »


 

高城剛による次世代のマインドフルネスプログラム『Sound Meditation』の特別音源が公開

3月3日に東京タワーメディアセンターで開催された、高城剛氏による次世代のマインドフルネスプログラム『Sound Meditation Gathering』で使用したサウンドが「高城未来ラジオ」で公開されています。

瞑想に入る前にまず呼吸を整える『Breathing』と、周波数を感じながら瞑想する『Body Scan』の2トラックのショートバージョンで、360度サラウンド音源がヘッドフォン用に2チャンネルミックスされています。インストラクションが入っているので、より深い瞑想に入りたい人はもちろん、初心者にもいいと思いますね。

ボクは数年前から毎朝の瞑想が習慣になっていますが、ゆっくりと深く呼吸をすることで心が落ち着き、頭の中がクリアになって集中力が高まるのを実感しています。


Link » 高城未来ラジオ – iTunes

Link » 高城未来ラジオ – Castbox

Link » 高城未来ラジオ – SoundCloud


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March 16, 2018 | Categories » Entertainment | Tags » , , , , , , | No Response »


 

高城剛による次世代マインドフルネスプログラム『Sound Meditation Gathering』を体験

先日東京タワーメディアセンターで開催された、高城剛氏による次世代のマインドフルネスプログラム『Sound Meditation Gathering』に参加してきました。スタジオは壁全面がスクリーンになっていて、一面にヨガマット、周囲には巨大なスピーカーが設置された圧巻の空間。まずは入場時に配布された、エリクシノールのCBDオイルカプセルをフィジーウォーターで飲んでからセッションスタート。高城氏によるトークを聞いた後、呼吸を整え、ヨガで全身を伸ばし、複合周波数のサウンドが響き渡る空間で瞑想を体験しました。

いびきをかいて寝ている人がいてちょっと気が散りましたが(笑)、音が最高に気持ち良くて、今までにない新しい体験でした。終わった後には頭の中がクリアになるだけでなく、身体もリフレッシュしてすがすがしい気分になりました。使用したサウンドは今後ダウンロード可能にするそうなので楽しみです。

形あるモノだけでなく、体の脂肪、メンタル的なノイズ、情報、時には人間関係も捨てていく。モノを手放した次に向かうビジョンですね。日常的に行っている瞑想でもさらに深く入れるように続けていきたいです。


Link » SOUND MEDITATION GATHERING


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March 5, 2018 | Categories » Entertainment | Tags » , , , , , , , | No Response »


 

愛用サブスクリプションサービス

用サブスクリプションサービス

ボクは所有している写真や音楽、映像や書籍は全てデジタル化してあり、自宅には必要最低限のモノと、ベッドや洗濯乾燥機などの快適に生活するために最低限必要な家具と家電しか置いていません。さらに近年はあらゆるモノにおいて簡単に持ち運べて、そのまま旅先に持ち出せるモノだけを持つようになったため、所有物はサーフボードとスノーボードを収納するバッグを除けばスーツケース2個に収まります。

当たり前ですがモノが無ければ収納スペースは必要無いし、掃除や管理するのも簡単なので時間もお金もかかりません。さらに気分も軽くなって行動力も上がるし、すぐに引っ越せるので世の中の変化や天災などのあらゆる危機にも柔軟になります。

ボクもこれまでにたくさんの服や靴、本やDVDなどを買いましたし、趣味でDJもやっていたので様々な音楽機材や膨大な数のアナログレコードも所有していました。今は物理的なモノを買わなくなっただけで、新しい情報やサービスなど最先端の消費は続けていますし、新しく生まれる価値観に興味があるのは変わりません。

このような生活ができるようになったのは、テクノロジーとインターネットの進化による恩恵が大きいのは間違いありません。プライベートでも仕事でも欠かせないツールから、娯楽や情報収集、日常的な買い物や掃除まで、様々なウェブサービスやクラウドサービスをフル活用しています。どんどん「所有」ではなく「アクセス」できることが価値になってきているのを実感しますね。

ということで今回はボクが現在愛用しているサブスクリプションサービスを紹介します。

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January 29, 2018 | Categories » Column, Entertainment, Life, Technology | Tags » , , , , , , , , , , , , , , , , , | No Response »


 

リラク泉 ゲルマバス

リラク泉 ゲルマバス

高城剛氏が紹介していた、自宅で簡単にゲルマニウム風呂を堪能できる『リラク泉 ゲルマバス』を試してみました。ボクは風呂でゆっくりバスタブに浸かるということに我慢が出来ず、真冬だろうがシャワーでクイックに済ませているので、風呂に浸かるのは旅先の温泉などで年に数回程度なんですが、入れた途端にほのかな硫黄の香りが漂って温泉に来た気分になります。そして20分ほど浸かって風呂から出た後は、身体がポカポカしてきてビックリするくらい汗が出ました。これからの汗をかきづらい寒い季節にはいいですね。これを機に定期的にバスタブに浸かろうと思います。


Link » リラク泉 ゲルマバス 25g


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December 4, 2017 | Categories » Life, Thing | Tags » , , | No Response »


 

高城剛『ストリートの社会学』特別インタビュー編

高城剛『ストリートの社会学』特別インタビュー編

クーリエ・ジャポンで連載中の高城剛氏のコラム『ストリートの社会学』に、氏の最新刊「不老超寿」出版記念として『特別インタビュー編』が掲載されています。最近の活動から、超最先端医療、そしてこれからの乱世を生き抜く術まで、幅広い話題を語っています。新刊にも書かれていましたが、日本で売られているメジャーな企業のサプリは絶対買うべきじゃないと批判していたり、現在のポートランドは人口1%近い人たちがホームレスとして街に溢れているなど、衝撃的な話もいくつか出てきますよ。


Link » 人間の未来を知りたくて、内なる宇宙を旅している|高城剛「ストリートの社会学」特別インタビュー編 Vol.17-1 | クーリエ・ジャポン

Link » 最先端の遺伝子検査を自分の身体で試したら、がんが見つかった!|高城剛「ストリートの社会学」特別インタビュー編 Vol.17-2 | クーリエ・ジャポン

Link » 乱世を生き抜くのは「不老超寿」で「ハイブリッド」な個人!|高城剛「ストリートの社会学」特別インタビュー編 Vol.17-3


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September 11, 2017 | Categories » Life, Technology, Travel | Tags » , , | No Response »


 

Elixinol CBDオイル

Elixinol Natural Drops 100

高城剛氏が紹介していた、『Elixinol』社が販売しているCBDオイルを試してみました。ヘンプに含まれる「CBD(カンナビジオール)」を含んだ食用オイルで、ヘンプ特有の風味をMCTオイルと配合することにより、香りも味もマイルドで飲みやすくなっています。マリファナや大麻と呼ばれる植物に含まれる人を陶酔させる成分であるTHCは含まれていない全くの別物で、カンナビジオールが神経や免疫細胞を活性化し、神経と体のバランスをニュートラルにする効果などがあるそうです。

まだ就寝前と瞑想の前に直接舌に数滴ドロップして2回ほど試しただけなので、今のところ体質改善の効果や免疫力がついたかはわかりませんが、実感として翌朝の寝起きが良く、瞑想も深くなった気がしたので、気持ちを落ち着かせてリラックスさせる効果があるのは間違いありませんね。ラインアップはナチュラルとシナミントがありますが、ナチュラルの方は草っぽい素朴な味で、シナミントの方はすっきりとした香りと味で飲みやすかったです。しばらく続けてみたいと思います。


Link » Elixinol ナチュラルドロップス 100

Link » Elixinol シナミントドロップス 100


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August 4, 2017 | Categories » Thing | Tags » , , , | No Response »


 


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