アップルが「WWDC24」の基調講演で、独自AIによるiPhone、iPad、Macのためのパーソナルインテリジェンスシステム『Apple Intelligence』を発表。
基調講演では多くの機能が紹介されていましたが、最も気になったのが音声アシスタント「Siri」の進化で、曖昧な指示だけで様々なアプリを横断してあらゆる操作をこなしてくれます。「セミに関するあの記事をリーディングリストから開いて」とか「土曜日のバーベキューで撮った写真をマリアに送って」と指示すれば、「Siri」がそれをやってくれます。
また、「Siri」は画面認識により時間が経つにつれて、より多くのアプリでユーザーのコンテンツを理解し、アクションを実行できるようになります。友人がメッセージで新しい住所を送ってきた場合、「この住所を彼の連絡先カードに追加して」と指示ができます。さらに「ChatGPT」の専門知識や文書と画像を理解する機能を活用し、回答を提示したり、文書と画像の生成ができるそうです。
普段使うデバイスにOSレベルで統合されているので、色々と便利になりそうで楽しみです。しかしこれでAI搭載デバイス「Ai Pin」や「rabbit r1」は完全にガラクタになりそうですね。
Link » iPhone、iPad、MacにApple Intelligenceが登場 – Apple (日本)
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