ボクは日常的に手ぶらで生活していて、会社に行く時でも外出する時は基本的に手ぶらです。身軽になれば移動しやすくなって行動力も上がるし、気分も軽くなるので新しいアイデアも生まれやすくなります。
毎日持ち歩く「EDC(Everyday Carry)」アイテムは、パンツの前ポケットに収まるモノだけしか持たないようにしています。これならモノを入れたまま動いたり座っても邪魔にならないので、モノを出してそのまま置き忘れてしまうこともありません。以前は財布や小物などを、パンツの後ろポケットやアウターのポケットに入れてましたが、何度も失くしたりするうちにこのスタイルに辿り着きました。
これまでに何度かボクが毎日持ち歩くEDCアイテムを紹介していますが、今も定期的に見直してアップデートしています。日々持ち歩くものをミニマルにすることはボクにとって永遠のテーマです。本当に持ち歩く必要があるのかどうかを見極めて、常にシンプルな状態をキープしたいですね。
ということでそんなボクが現在手ぶらで外出する時にも必ず持ち歩いているモノを紹介します。
#1.Palm Phone
手のひらサイズのAndroidスマートフォン『Palm Phone』を毎日持ち歩いています。本当に超軽量コンパクトで質感もなかなか良い感じなんですが、今まで使っていたiPhone XS Maxと比べてとにかく画面が小さいので、ちょっとしたことにしか使わなくなってスマートフォンを使う時間が激減しました(笑)。プッシュ通知もほとんどオフにしているので、ネットに常時接続された現代社会と距離を置いて、今目の前に起きていることに集中することができますね。
防水、防塵性能を備えているものの、ワイヤレス充電機能やテザリング機能は搭載されていないし、Suicaや電子決済も利用できませんが、『Palm Phone』を使うことでそもそも最新のデジタルガジェットは本当に生活を豊かにしているのか、今一度考えてみるきっかけになると思いますね。
こちらのポストでは、長年のiPhoneユーザーであるボクが『Palm Phone』を快適に使うために愛用しているアプリを紹介しています。
「Palm Phone」を毎日持ち歩くようになったことで、大画面のiPhoneはすっかりテキストマシンとブックリーダーとして使うことがメインになりましたが、『11 Pro』になって大きく進化したのはカメラの性能で、標準、望遠、超広角の3つのレンズを搭載し、暗い場所でもノイズを抑えて明るく撮影できるナイトモードにも対応しました。超広角レンズはアクションカムのようなパースが付いた迫力のある写真を撮ることができるし、ナイトモードは暗い場所でも手持ちで明るく美しい写真が簡単に撮れるのは素晴らしいです。
もう毎日持ち歩くカメラはiPhoneで十分だと思いますが、ポートレードモードやナイトモードのようにソフトウェアによって生成されたデジタル臭い画像をもはや写真と呼べるのか疑問です。ボクはこれからもスマートフォンでは表現できない味のある写真が撮れるオールドレンズを使って、グッとくる瞬間やゴキゲンな日常を切り取っていきたいと思いますね。
#3.Apple Watch Series 5 GPS + Cellularモデル
毎日身に着けているApple Watchですが、『Series 5』になってディスプレイが常時表示に対応し、ようやく普通の時計のような使い勝手になりました。ペアリングしているiPhone 11 Pro MaxにはMVNOのSIMカードを挿して使っているので通信機能は使えませんが、Suicaとクレジットカードが登録してあるので、電子決済が使えない「Palm Phone」の不便さを補うことができています。もちろんAndroidと連携させることはできませんが、プッシュ通知はほとんどオフにしているので全く問題ありませんね。
バンドは普段使い用に「Fragment Design」のNATOストラップ、ランニングやスポーツ用には「Nikeスポーツループ」を装着して使い分けています。毎日充電するのは面倒ですが、腕時計が男の価値を決めると思っている面倒な人に絡まれないし、こんな時代にもなって手首に時間を確認するだけの時計を身に着けるのはどうかと思っている人にはオススメです。
アップル製のアクティブノイズキャンセリングを搭載したフルワイヤレスイヤフォン。新たにシリコンイヤーチップを採用したインイヤータイプになって遮音性とフィット感が高まり、IPX4等級の防水機能を備えたので汗や雨も気にせずに使えるようになりました。音質とノイズキャンセルは十分な性能で通勤電車も快適だし、周囲の音を聞きとりやすくする外部音取り込みモードは仕事中に使うのにも便利。操作方法がタップから先端をつまんでプッシュに変わって使い勝手も向上しています。
他社製品と比較して音質やノイズキャンセリング性能では劣りますが、大幅に軽量コンパクトなのが素晴らしいですね。普段使いには最適なイヤフォンだと思います。
#5.TGT
ここ数年はゴムバンドとレザーポケットが一体になったミニマルな財布を愛用しています。ゴムバンドにはカードを数枚、レザーポケットには紙幣を数枚入れることができるので、これにクレジットカード、キャッシュカード、免許証、社員証、紙幣を入れて持ち歩いています。金持ちは長財布を使うそうですが、これなら軽量コンパクトなのでパンツの前ポケットにも余裕で収まるし、使いやすいのはもちろん耐久性もあってチープ過ぎないデザインも絶妙なんですよね。これまでに職人によるハンドメイドの質実剛健なカードケースから、超軽量な極薄ウォレットまで色々と使ってきましたが、これに代わる逸品には出会えません。
#6.クリアカードケース
何の変哲もない二つ折りのクリアカードケースの中に、ミニボールペン、カードサイズのポスト・イット十数枚、カードサイズのマルチツール、マイクロSDカードと変換アダプター、SIMカード、名刺、モビロンバンド、絆創膏を入れて持ち歩いています。試行錯誤した結果、紙幣とカード以外のユーティリティをこちらに集約することで落ち着きました。
#7.Nite Ize ファイナンシャルツール マルチツールカード
クレジットカードサイズに9種類の機能が収まったステンレス製のマルチツール。ボトルオープナー、六角レンチ、プラスドライバー、マイナスドライバー、テープカッター、スクレーパー、定規、分度器、ドラフトコンパスと、日常生活に役立つ9種類のツールがクレジットカードサイズに収まっています。刃物が付いていないので、飛行機に搭乗する時に手荷物で持ち込めるのがいいですね。
#8.SanDisk Ultra 400GB MicroSDXC + Winfos USD
現在SDカードは全てマイクロSDカードで揃えていますが、マイクロSDカードをSDカードとUSBメモリに変換できるアダプターをセットで愛用しています。これを装着すればマイクロSDカードがそのまま日々持ち歩くUSBメモリーになるので便利です。大容量400GBモデルが今どきは8,000円程度で発売されていますよ。
#9.ABITAX タグライト
自宅の鍵に取り付けている超小型軽量ライト。LEDとリチウムコイン電池により、大きさの割にビックリするくらい明るいです。キーホルダーやジャケットのファスナーなどあらゆる場所に簡単に取り付けられます。カラーバリエーションが豊富なのもいいですね。
コンパクトで超軽量な速乾性マイクロファイバータオル。生地は極薄ながら驚異的な吸水力で、濡れても搾って干せばあっという間に乾くので繰り返し使えて重宝します。重さわずか10gで収納サイズは7×4.5cmなので、ポケットに入れてもかさばりません。ループ付きなのでカラビナを使ってバッグなどにぶら下げておくこともできて便利です。
#Extra.Apple iPad mini + Apple Pencil
iPhone 11 Pro MaxとiPad miniを用途や場面によって使い分けていて、固定レイアウトのKindle本や自炊本、映像を楽しみたい時、手書きのメモやアイデアスケッチを描きたい時などにはiPad miniを持ち運んでいます。軽くて片手で扱いやすいし、アウターのポケットにも収まるので手ぶらで持ち運べるし、Apple Pencilでサッとメモれるので手書きノート代わりとしてもかなり調子良いです。やっぱりモバイルデバイスで重要なのはサイズ感だと改めて実感しています。
アップル純正スマートカバーと、ベゼルにはさんで固定するApple Pencilホルダー「LINK」を加工して装着して、小脇に抱えて持ち運んでいます。
INSTはモノやニュースをコンパクトに紹介することを心がけていますが、時々このような長めのポストをコラムとして紹介しています。今までのアーカイブは、カテゴリーメニューの「Column」から表示することができますので、是非チェックしてみてください。また、ボクの所有物をまとめた電子書籍もよろしくお願いします。
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