クリエイティブやセンスを身につけるための、知的インプットの技法をまとめた1冊『インプット・ルーティン – 天才はいない。天才になる習慣があるだけだ。』を読みました。
これまで著者が一緒に仕事をしてきた国内外のトップクリエイターたちは、取捨選択した質の高い膨大な量のインプットを日々の習慣にし、それらを組み合わせて新しいクリエィティブを大量に生み出し続けているそうで、その経験からくるインプットの具体的な方法や心構え、著者がセレクトした作品リストなどが、読書、写真や映画、アート、音楽、食事といったテーマごとに紹介されています。
興味深かったのが、活躍し続けるクリエイターたちに共通しているのが暇つぶしをしないことだそうで、 移動中や待ち時間といった隙間時間には何かしら知的インプットを行っているとのことです。確かにボクのような凡人クリエイターであっても、常に時間を生産的で創造的なことに使いたいという気持ちが強く、振り返ってみても社会人になってから暇つぶしをした記憶がありません。
長年プロのクリエイターとして働いている人にとっては当たり前の内容が多いですが、これからクリエイティヴな仕事を続けていきたいと考えている人には、改めて日々の習慣を見直すいいきっかけになると思いますね。
Link » インプット・ルーティン – 天才はいない。天才になる習慣があるだけだ。
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