ベストガジェット 2023

Best Gadgets 2023

混迷の2023年も残り僅かになって来ました。今年もいくつかの素晴らしいガジェットとたくさんのガラクタが発表されましたが、その中から日々の生活を便利で豊かにしてくれたものをセレクトしてみました。ということで今年も年末恒例のベストガジェットを発表したいと思います。



Sony α7CR

#1.Sony α7CR

ソニーのコンパクトなフルサイズセンサー搭載ミラーレス一眼カメラ。有効画素数約6,100万画素の35mmフルサイズ裏面照射型CMOSセンサーを搭載し、4K60pで10bitカラーの動画撮影が可能。新たに映像エンジン「BIONZ XR」とAIプロセッシングユニットを搭載し、AF性能と速度が向上。最大7.0段のボディ内手ブレ補正ユニットを備え、バッテリーを含めた重量は約515gと、前モデルと変わらない小型ボディに上位機である「α7R V」とほぼ同等の基本性能を持つ高性能カメラに仕上がっています。「α7R V」と同じチルト式とバリアングル式の利便性を兼ね備えた「4軸マルチアングル液晶モニター」を搭載していたら最高でしたね。


Apple MacBook Pro 14”

#2.Apple MacBook Pro 14”

アップルの新しい「M3」チップシリーズを搭載した新型『MacBook Pro 14インチモデル』をCTOしました。

搭載されている次世代GPUは、平均使用率を劇的に向上させる「Dynamic Caching」、メッシュシェーディングやハードウェアアクセラレーテッドレイトレーシングを備え、最も負荷の高いプロ向けアプリやゲームのパフォーマンスが大幅に向上。「M3」は「M1」搭載モデルと比較して最大60%高速化。「M3 Pro」は「M1 Pro」搭載モデルと比較して最大40%高速化。「M3 Max」は「M1 Max」搭載モデルと比較して最大2.5倍高速化しています。

「M1」チップ搭載モデルから買い替えましたが、「M2」チップ搭載モデルの発売からわずか9ヶ月ほどで「M3」チップ搭載モデルが発売されたのは驚きでした。Macの業績が伸び悩んでいるアップルの焦りが感じられますね。


Glancy

#3.Glancy

Android TVを搭載した超薄型4K有機ELディスプレイ。厚さ25mm、重さ4.5kg、解像度3,840×2,160ピクセルの27インチ有機ELディスプレイで、Wi-FiとBluetooth、USBポート、HDMIポート、Displayport、指先だけで簡単に90度回転できるマウントを備え、横向きと縦向きどちらでも使用可能。スピーカーは内蔵していませんが、ワイヤレススピーカーを接続することで音楽や映像コンテンツを楽しむことができます。

リビングスペースの壁に掛けて、「Apple TV 4K」と「Devielet Phantom II」に接続し、写真を表示してフォトフレームとして使ったり、音楽や動画コンテンツを再生してメディアプレイヤーとして使っていますが、高画質で発色も良くて大満足です。ホチキスで固定できる石膏ボード用固定金具「壁美人」に対応しているので、賃貸マンションでも心配ありません。また、付属の背面マウントはVESA規格に対応したスタンドやアームに取り付け可能なので、仕事の時にはMacBook Proの外部ディスプレイとして使うこともできて便利です。脱着もワンタッチなので面倒ではありません。バッテリー駆動可能だったらさらに設置場所の自由度が上がって最高でしたね。


今年もたくさんのガジェットを購入しましたが、『α7CR』はモデル名にもなっている通り「Compact」と「Resolution」の両シリーズが融合していて、コンパクトながらハイスペックを詰め込んだ実にソニーらしいカメラでワクワクしました。『MacBook Pro』も順当な進化を遂げていたのに加えて、スペースブラックは黒好きなボクとしては待ってましたという感じでしたね。

一方、ライフスタイルでは子供がテント泊デビューしたこともあり、ファミリーキャンプで必要なギアを色々と試行錯誤した1年でしたが、ようやく納得できるレベルに達した気がします。近々まとめて紹介したいと思っていますので、是非楽しみにしていてください。そして来年はもっと都市と自然を行き来する生活を追求していきたいですね。

2024年はいよいよアップルのヘッドマウントディスプレイ「Vision Pro」が発売されます。アップルが「空間コンピューティング」と呼ぶ新しい操作体験や、MacBook Proに繋がる持ち運び可能な巨大ディスプレイとして興味がありますが、疲労感を考えると長時間使うのは厳しいかもしれません。一方、メディアプレイヤーとしては映画館に変わる新しい体験を得られそうなので期待したいです。それではみなさま良いお年を。


INSTはモノやニュースをコンパクトに紹介することを心がけていますが、時々このような長めのポストをコラムとして紹介しています。今までのアーカイブは、カテゴリーメニューの「Column」から表示することができますので、是非チェックしてみてください。また、ボクが持ち歩いているバッグの中身を紹介したnoteもよろしくお願いします。

What’s In My Bag


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December 29, 2023 | Categories » Column, Technology | Tags » , , , , ,




 
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