高城剛氏による新刊『和牛3.0 – 人と牛の共生が拓く、自然と文明の新しい関係』が発売。氏が4年間かけて全国の和牛の産地を巡り、歴史的考察を深め、人と地球環境に良い和牛を取り巻く新たなムーブメントを、イラスト満載で余すところなく紹介した一冊。美味しく健康に良い和牛を追うドキュメンタリー映画「ケト・サピエンスは牧草牛の夢を見るか?」は鑑賞済みですが、併せて読んで理解を深めたいと思います。今作も「Kindle Unlimited」でバッチリ読めますね。
僕をはじめとする多くの日本人は和牛の何を知っているのでしょうか?
自らの健康と食生活を見直し、最も健康に良い食生活を探求することになった、世界的パンデミック中の2020年。
良質な肉とナッツのシンプルな食事が人間の本来の健康を取り戻す鍵であると気づき、和牛を含む良質な肉に焦点を当てた書籍の執筆に至りました。
明治維新時に始まり、仏教の「牛を食べてはならない」という教えを大きく覆した「和牛1.0」。
1980年代の日米貿易摩擦を経て、脂がたっぷり乗った「霜降り」信仰の始まり「和牛2.0」。
そして、過去数十年の間の行き過ぎた和牛を正すための動きが始まりつつあります。これを「和牛3.0」と名付けました。
果たして和牛の未来はどこに向かうのでしょうか。
日本特有の和牛を巡る歴史から現在、そして未来まで、最後まで味わい深くご堪能いただければ幸いです。
Link » 和牛3.0 – 人と牛の共生が拓く、自然と文明の新しい関係 – 高城剛(Kindle版)
Related Post » 世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事