夏期休暇を利用して家族で沖縄の石垣島に遊びに行ってきました。旅行中はずっと天気が良くて、タイミング的にも新型コロナウイルス「第7波」の直前だったので、しっかり感染症対策をしつつも沖縄の八重山諸島の魅力をたっぷり堪能することができました。旅の様子はInstagramのストーリーズにアップしていますのでフォローはお気軽に。
今回のフライトは新型コロナウィルスによるパンデミックが発生して以来の約2年半振りだったのに加えて、子供にとっては初めての飛行機移動だったので少し心配でしたが全く問題ありませんでしたね。小さい子供を連れての旅行は何かと制約が多く、荷物も増えてしまいがちですが、必要最低限のモノだけを持ってコンパクトで身軽に移動できるよう心がけています。今までに何度かボクが旅先に必ず持って行くトラベルグッズを紹介していますが、今回は家族旅行に欠かせないモノをいくつかまとめてみました。以前にポストした毎日必ず持ち歩いているモノと合わせてチェックしてみてください。
#1.Rimowa Salsa 856.52
家族との旅行ではリモワのポリカーボネート製スーツケースを愛用しています。容量35リットルの機内持込サイズで、ポリカーボネート製なので丈夫なのにとても軽く、2輪モデルなので取り回しもし易いです。これに家族の荷物をまとめて収納していて、かさばる衣服やオムツは圧縮袋に入れてコンパクトにしています。わざわざ持ち運ばなくても宅急便で送ってしまえば、普段使っているバックパック一つで旅先まで来られて楽チンですよ。
#2.Arc’teryx Veilance Nomin Pack + Seque Tote
アークテリクスの都市生活向けライン『Veilance(ヴェイランス)』のミニマルなバックパックとトートバッグを普段使いも旅行にも愛用しています。生地には耐久、耐水、耐候性、引き裂き強度に優れた超軽量なハイテク素材「AC2 ナイロン」を使用し、フルブラックでロゴすら無いステルスなデザインがかなり好みで、アウトドアからタウンユースまでフィットします。また、トートバッグはコンパクトに折りたたむことができるので、アウトドアや旅先でのサブバッグとしても重宝します。
ボクが愛用しているのは両方とも旧モデルですが、現在はアップデートされた新モデルが販売されています。
#3.Sony α7C + Leica Apo-Summicron-M F2/35mm ASPH.
1年がかりで手に入れた、ライカが光学設計に贅を尽くした35mm単焦点レンズ『Leica Apo-Summicron-M F2/35mm ASPH.』を、ソニーのコンパクトなフルサイズセンサー搭載ミラーレス一眼カメラ『α7C』に装着して愛用しています。ライカらしい金属製の堅牢なボディとデザインはもちろん、独特の描写力と抜群の解像力が素晴らしく、ようやく究極だと納得できる1本に出会えた気がしますね。近年デジタルカメラのボディやセンサー性能は飽和して、120万円のライカ「M11」と40万円のソニー「α7R IV」でも仕上がりの画に差は無くなってしまいました。結局最終的に差がつくのはデジタル化できないレンズなんですよね。
ストラップは「Peak Design」直営店で限定販売されていた「Leash」のオールブラックモデルを装着して、バッグに入れて持ち運ぶ時は「Domke プロテクティブラップ」に包んで保護しています。
子供が生まれたのをきっかけに購入した、妻でも扱えるライカのコンパクトカメラ。フォーサーズの撮像素子に、24-75mm相当F1.7-2.8のズームレンズを搭載。オートフォーカス機能を搭載しているので、動き回るようになった子供の撮影にバッチリです。メインで使うのは妻ですが、ボクも「Sony α7C」を持ち歩きたくない場合はもちろん、サブ機として交換レンズのように使っています。妻がカメラに慣れてきたらいずれ「Leica Q」シリーズにアップグレードしたいですね。
「Peak Design」のリストストラップ「Cuff」を装着することが多いですが、同社のカメラストラップであればシステムは共通なので、状況に応じて2台のカメラで使い回しています。
#5.DJI Air 2S
今回の旅行には、1型センサーを搭載した小型折りたたみ式空撮ドローン『DJI Air 2S』を持って行きました。最大2,000万画素の静止画撮影と5.4Kの動画撮影、最大8倍のデジタルズームに対応し、操作可能距離は最大8kmで、1080pのビデオストリーミングが可能。障害物回避センサーは上方にも搭載され、前後上下の4方向の障害物を自動で回避することができます。さらに計画した経路を自動で撮影し、映像を自動的に組み合わせて動画を作成する「マスターショット」が利用可能です。
今年の6月20日から日本の航空法の規制対象となる重量が100g以上に引き下げられたため、国内においては「Mini」シリーズの使い道がすっかり無くなってしまいましたね。
くねくねと自由自在に曲がる脚でカメラを色々な場所に設置することができるミニ三脚。耐荷重1kgなので、現在愛用している「Sony α7C」と「Leica D-Lux 7」と組み合わせて使うのに最適です。iPhoneでも同社のフラットに折りたためるスマートフォン用マウントを取り付けて使っています。
機内で過ごすのに欠かせないiPadですが、現在はホームボタンが無くなってベゼルレスの8.3インチディスプレイになった新型『iPad mini』。軽くて片手で快適に扱えるサイズは変わらずディスプレイが大型化し、第2世代のApple Pencilに対応したので、読書デバイスや手書きノート代わりとしてさらに使い勝手が良くなりました。クリエイティブプロ向けではないので物足りない部分もありますが、イラストもボクは簡単なスケッチが描ければいいので、やっぱりコンパクトなiPad miniが扱いやすくて最高ですね。
最大30Wの急速充電が可能なUSB-Cを2ポート備えたコンパクトな電源アダプター。AirPodsと同等のサイズで、プラグが収納できるので持ち運びしやすいです。妻用のと合わせて2つ持って行きます。
#9.Philips Sonicare DiamondClean Smart
長年フィリップスの電動歯ブラシを愛用していますが、磨き上がりのツルツル感が最高で、もう手動だと磨いた気にならなくなってしまいました。現在愛用しているモデルは、口内の3Dマップで磨き残しや磨き足りない箇所などを教えてくれるだけでなく、ブラシヘッドの交換時期も知らせてくれます。ただ、いちいち確認しながら磨くのは面倒だし、歯磨きにかかる時間を短縮できるわけでも無いので、結局アプリは使わずに磨いていますね。
妻用のブラシヘッドはホワイトにして区別していて、持ち運びには付属のUSB充電機能付きトラベルケースを使っています。
#10.Aeropress Go
空気の力を利用したコーヒー抽出器具『エアロプレス』の持ち運び便利なコンパクトタイプ。挽いたコーヒー豆を入れてお湯を注いでプレスするだけで、スッキリとした美味しいコーヒーを素早く簡単に淹れることができます。コーヒーの量や挽き目、お湯の量等、レシピを変更し抽出すれば、ドリップテイストのコーヒーからエスプレッソテイストまで抽出可能。後片付けも楽チンで、全ての抽出器具をマグカップに収納し、コンパクトに持ち運び可能です。「Able」のステンレスフィルターをセットして、付属のカップは使わずにスノーピークのチタンダブルマグにスタッキングしています。
#番外 – 旅の効用 – 人はなぜ移動するのか
スウェーデンのジャーナリストで、旅行誌『ヴァガボンド』の共同創業者である著者が、⾃他の旅の記憶をていねいに辿りながら「⼈が旅に出る理由」を重層的に考察したエッセイ。結婚して子供が生まれたこともあり、もう昔のように思いつきでバックパッカーのような旅なんてできませんけど、読んでいると旅に出たくてウズウズしてきますね。
今回の旅行が子供にとっては初めての飛行機だったので、ギャン泣きしないか心配でしたが全く問題ありませんでした。海水浴デビューも八重山の美しいビーチのおかげもあり、海が大好きになったみたいでよかったです。「子供は親の背中を見て育つ」という言葉がありますが、何より親であるボクらが旅を目一杯楽しんでいるのを感じていたのかもしれませんね。
最近新型コロナウイルスの感染が収束しつつあるとは言え、まだ小さい子供を連れて海外旅行に行く気にはなれないので、引き続き日本の様々な素晴らしい場所へ行って高画質な写真や映像を撮り、美しい夕日を眺めて、美味しいものを食べて、気が置けない友人たち、大切な家族と過ごしていきたいと思います。
INSTはモノやニュースをコンパクトに紹介することを心がけていますが、時々このような長めのポストをコラムとして紹介しています。今までのアーカイブは、カテゴリーメニューの「Column」から表示することができますので、是非チェックしてみてください。また、ボクの所有物をまとめた電子書籍もよろしくお願いします。
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