タイムコードレコードとカートリッジを使わずに、ターンテーブルでDJプレイができるワイヤレスシステム『Phase』が登場。これまでSeratoやTraktorなどのDVSは、カートリッジでタイムコードレコードの信号を読み取ってアプリケーションをコントロールする必要がありましたが、『Phase』はそれらを使用せずに、レコードの上に小さなリモコンを設置するだけで、ワイヤレスでレコードの回転情報を読み取ることが可能です。
リモコンが読み取った信号はドックで受信して、オーディオインターフェースやミキサーにライン出力することができます。リモコンのバッテリー駆動時間は約10時間で、ドックに収納することで同時に充電が可能。これならカートリッジを使用しないので針先を交換する必要も無いし、信号の読み取りエラーも無くなりますね。
Serato、Traktor、RekordboxなどのDVSで使用できるようで、動画を見る限りスクラッチの遅延もほとんど感じられません。価格や発売時期はまだ未定ですが、これは是非体験してみたいですね。
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