大麻ビジネス最前線 Green Rush in 21st Century – 高城剛

大麻ビジネス最前線 Green Rush in 21st Century – 高城剛

高城剛氏が2年をかけて、世界中の先端研究者やビジネスマン、愛好家から政治家、官僚まで、100人以上に聞いた話を題材に、大麻産業の最前線をまとめた一冊『大麻ビジネス最前線 Green Rush in 21st Century』が発売。すでにリアーナやスヌープ・ドッグ、女優のウーピー・ゴールドバーグなどのセレブ達が大麻ブランドを立ち上げていますが、これから巨大な産業へと発展していくんでしょうか。早速ポチりました。

「ダメ。ゼッタイ。」というキャッチコピーとともに、日本では大麻が厳しく規制されているが、世界に目を向けてみれば、実に多くの国々が大麻を「医療用大麻」として合法化・非犯罪化している。
大麻に含まれる成分が、がん、認知症、てんかんなどに効くということが、科学的なエビデンスとともに判明しつつあるのだ。
こうした事実を、常にビジネスチャンスをうかがっている投資家や事業家が見逃すはずがない。
すでにアメリカ、イギリス、カナダでは医療用大麻だけでなく、嗜好用大麻をも一大産業にしようと、急速に準備を始めている。
この動きは、現在、「グリーンラッシュ」と呼ばれている。

そして、2018年6月。
WHO(世界保健機関)が大麻に関する記述を見直すと目されている。
これを分岐点に、世界の「グリーンラッシュ」はますます世界を席巻するだろう。
かつての「ゴールドラッシュ」が世界規模で経済の流れを変え、街を作り、歴史を動かしたように。

世界の動きから取り残され、“大麻ガラパゴス”といわざるをえない日本において、どう大麻産業でビジネスの好機をつかむか。

本書はおよそ2年をかけて、世界中の先端研究者やビジネスマン、愛好家から政治家・官僚まで、100人以上にうかがった話を題材としている。
海外の学会やコンベンションに参加し、自ら先端科学の知見を蓄えてきたつもりだが、本書に興味を持った日本の出版社は皆無であり、その理由も不明なままだった。
これが、日本の現状を物語っており、また、大麻に限らず、日本に閉塞感が漂う原因のひとつだと考えざるをえない。

不透明な密室で多くの物事が決められる日本に、果たして透明化する日が来るのだろうか?
その試験紙のように、僕は日本の大麻産業の行方を見ている。



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April 23, 2018 | Categories » Entertainment | Tags » , , , , , | No Response »


 

50mm THE TAKASHIRO PICTURE NEWS – 高城剛

50mm THE TAKASHIRO PICTURE NEWS - Tsuyoshi Takashiro

高城剛氏がブログやSNSのように、自分で見たものを自分で撮影し、自分で文を書いた、世界の動きや話題を伝える新雑誌『50mm THE TAKASHIRO PICTURE NEWS』が発売。

大麻ビジネス最前線、サードウェーブ・ホームレス、第二次金融世界大戦と、見出しだけでもワクワクしてきます。ブログが昨年から更新されなくなったのはこれが原因だったのかもしれませんね。Kindle版が用意されていますが、紙の方は書店の規定サイズの袋に入らないほど大きいようなので、これは是非体験してみたいです。

長年の読者は、僕のことを、良く言えば挑戦的、悪く言えば、無謀な天邪鬼とお考えなのは自分でも知るところだが、
この期に及んで紙の雑誌を不定期ながらも新発刊するとは無茶にも程があると誰もがいう。
世の中、出版不況だそうだ。
雑誌は、毎月のように廃刊し、書店や出版社は日々会社を畳んでいる。
話を聞けば、ウェブサイトに読者は流れ、紙の雑誌が売れなくなったのが要因だというが、
本当にそうだろうか。
実は、雑誌は気がつくと読者よりも広告主に目が向き、内容がどんどん企業寄りになって、面白くないから読者は離れ、
結果、広告主も離れていった。つまり、雑誌が広告収入に依存していた「体質」に問題があると僕は考えている。

インターネットは、即時性や非物質的であることに目がいくが、
ブログやSNSも、なにより魅力は「個人メディア」に尽きる。
自分で見たものを、自分で撮影し、自分で文を書く。

だったら、インターネット的に、いままで見たこともない紙の雑誌を作ったらいいんじゃないか。
そう考え、まるでブログやSNSのように、自分で見たものを自分で撮影し、自分で文を書く紙の一冊を作りたいと思った。

また、デジタルじゃ、絶対にもたらすことができない「体験」を読者に提供したいと考えた。
それが、この紙の判型である。
現在、モバイルと呼ばれる範疇の大型タブレットは、最大12インチほどあり、
ノート型と言われるパーソナル・コンピュータは、15インチほどある。
そこで、これらの画面より圧倒的に大きくすることで、モバイルディバイスでは得られない「体験」を感じて欲しいと思った。
米国の雑誌「LIFE」に代表される、かつて世界を沸かせた大型のグラフ誌は、
ページをめくるごとに、人々を興奮させる何かがあったのだから。

そうやって、本誌は出来上がる。まるで「大人の絵日記」のような。



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March 23, 2018 | Categories » Entertainment, Life, Travel | Tags » , , , | No Response »


 

カイリー・ジェンナーのツイートで『Snap』の時価総額15億ドル超が吹き飛ぶ

Kylie Jenner

人気セレブのカイリー・ジェンナーが「Snapchatを開かなくなった人ってほかにもいる?」とツイートしたことで、運営する『Snap』の株価が急落して時価総額15億ドル超が吹き飛んだようです(笑)。投資家たちの反応がちょっと過剰な気もしますが、Snapchatのようなプラットフォームにとってはインフルエンサーの支持が極めて重要ですからね。まさに個人の時代です。


Link » コラム:セレブのつぶやきでスナップ株急落、IT企業会計に一石


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February 23, 2018 | Categories » Technology | Tags » , , , , , | No Response »


 

富士フイルム、ゼロックス買収を発表

富士フイルム、ゼロックス買収を発表

富士フイルムホールディングスは31日、同社の複写機事業子会社である富士ゼロックスと事務機大手の米ゼロックスを経営統合することで合意したと発表した。統合後の新会社は、紙文書の電子化や管理などの「ドキュメント・ソリューション」事業では世界最大規模の企業となり、技術やノウハウの統合シナジーを生かし、経営改革と市場拡大を加速する。

発表によると、ゼロックスは富士ゼロックスを完全子会社化し、それを受けて富士フイルムがゼロックスの株式50.1%を第三者割当増資を通じて取得。ゼロックスと富士ゼロックスは富士フイルムのグループ企業として一体的に経営を行う。

Macintoshが生まれるきっかけにもなったゼロックスのパロアルト研究所が、まさか日本企業の傘下になる日が来るなんて、ガジェット好きとしては感慨深いものがありますね。


Link » 富士ゼロックスと米ゼロックスの統合で合意=富士フイルム


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February 1, 2018 | Categories » Technology | Tags » , , , | No Response »


 

LIFE SHIFT – 100年時代の人生戦略

LIFE SHIFT - 100年時代の人生戦略

今年最初のポストでも紹介した、イギリスの経営学者と経済学者のコンビによる、誰もが100年生きうる時代をどう生き抜くかをテーマにした『LIFE SHIFT – 100年時代の人生戦略』。人生が短かった時代の「教育→仕事→引退」という3ステージの画一的な生き方は時代遅れになり、これからは生涯に2つ、3つのキャリアを持つマルチステージの人生が普通になっていきます。そんな長寿化時代にどのように働き方、生き方を変えていくべきかのヒントをもらえる一冊です。

寿命が延びて引退年齢が70~80歳になり、テクノロジーの進歩によってスキルや知識が時代遅れになったりする結果、キャリアの初期に身につけた専門技能を頼りに長い人生を生き抜くのは難しくなります。マルチステージ化する長い人生を生きていくために必要なのは「変身」のためのスキルです。キャリアだけでなく、ライフスタイルや人間関係など、柔軟性を持って新しい選択肢を模索し、自らを再創造していくことが重要になってきます。会社員であっても、余暇時間を使って新しいスキルや知識を身に付けたり、趣味や好きなことで副業や複業したり、異業種とネットワークを築いてプロジェクトを始めてみたりと、「変身資産」を築くために投資を続けていくことが重要です。

世界に先駆けて超高齢化社会に突入している日本は、あらゆることがボクらの親世代の常識とは大きく変わり始めています。すでに終身雇用は当たり前ではなくなり、年金制度は崩壊し、急激な高齢化により医療費などの社会保障費は膨張して国の財政は悪化し続けています。政府の対応を期待して待っているのではなく、個人で早急に変化しなければなりません。ハイリスクな20世紀型のライフプランから脱却し、若いうちから人生をデザインして定期的にアップデートしていきましょう。


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October 16, 2017 | Categories » Entertainment, Life | Tags » , , | No Response »


 

ネスレ、Blue Bottle Coffeeを買収

ネスレ、Blue Bottle Coffeeを買収

 食品世界最大手のネスレ(スイス)は14日、高級コーヒーの製造やカフェ運営を手がける米ブルーボトルコーヒーを買収したと発表した。成長鈍化に対し株主からの圧力が高まるなか、成長分野で買収攻勢をかける。(中略)

 ネスレはコーヒーの世界最大手で主力商品に「ネスカフェ」を持つ。一方、家庭でも簡単に本格的なエスプレッソを作れるカプセル式コーヒー「ネスプレッソ」で売り上げを伸ばすなど、プレミアム商品群にも力を入れている。ブルーボトルの買収で高成長が見込める高級コーヒー分野を一段と強化する意向だ。

グローバルビジネスとローカルなスモールビジネスが同居するような、新しいモデルを模索していって欲しいと思っていましたが、このまま画一化された大手コーヒーチェーンのようになってしまいそうですね。投資家から資金が集まり過ぎて事業を拡大させなければならなかったんでしょうけど残念な展開です。


Link » ネスレ、米ブルーボトル買収 成長分野で買収攻勢  :日本経済新聞


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September 15, 2017 | Categories » Life, Thing | Tags » , , , , | No Response »


 

高城剛 × 堀江貴文『多動力対談』

高城剛 × 堀江貴文『多動力対談』

高城剛氏と堀江貴文氏による多動力をテーマにした対談が『NewsPicks』に掲載されています。有料会員限定コンテンツでしたが、思わず登録して読んでしまいました。対談の中でホリエモンが、「高城さんのような人が創っている「これどうしようか」という感じのものを、僕らが買ってきて、人が飲めるベースの原液みたいなものに変えるわけです。」と言っていたのが印象的でした。確かに高城センセの話は原液のままだと濃すぎるし、リテラシーが必要な怪しい話もあるから、ホリエモンのようにそれを薄めて飲みやすくしたり、キュレーションする人が必要なんでしょうね。

世の中のインフルエンサーと呼ばれる人たちはマスに対しての影響力はあるんでしょうけど、高城センセのように社会的に影響力のある人たちに影響を与えられるのが本物のインフルエンサーなんだと思いますね。


Link » 【堀江×高城】大事なのは「多動力」より「多産力」

Link » 【堀江×高城】イノベーションを起こすのは、多動でイカれた人

Link » 【堀江×高城】長寿研究最前線。1日2食。若返り。遺伝子解析

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July 10, 2017 | Categories » Entertainment, Life, Technology, Travel | Tags » , , , , , | No Response »


 

Amazon、ホールフーズ・マーケットを買収

Amazon、ホールフーズ・マーケットを買収

オンライン小売の米アマゾン・ドットコムは、自然・有機食品小売り大手の米ホールフーズ・マーケットを債務を含め137億ドルで買収すると発表した。アマゾンは買収により、富裕層やミレニアル世代の顧客に向けて、生鮮食品などを販売する実店舗網を強化できる。

アマゾンによる企業買収としては過去最大。実店舗小売事業への進出に向けた取り組みとしても最大となる。ホールフーズにとっては、商品を低価格で販売するというアマゾンの強みを活用できることになり、競争力の強化につながる。ホールフーズは既存店売上高が7四半期連続で減少するなど、業績が低迷していた。(中略)

関係筋は、アマゾンがオンラインと実店舗での販売融合を目指していると述べる。実店舗での販売に加え、オンライン注文品の実店舗での受け取り、宅配など、店舗倉庫を物流拠点にこうしたサービスを複合的に展開していく青写真を描いているという。

アマゾンとホールフーズ・マーケットの連携はかなり大きなシナジーが生まれそうです。しかし他の食品販売関連の会社にとっては脅威ですね。


Link » 米アマゾン、ホールフーズを137億ドルで買収へ 実店舗販売を強化 | ロイター


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June 17, 2017 | Categories » Life, Technology | Tags » , , , , , , | No Response »


 

イーロン・マスク、脳とコンピューターの接続を目指す会社『Neuralink』を設立

Neuralink

世界でEVを売り、ロケットを爆発打ち上げ、人を詰め込んだ巨大エアシューターのアイデアを出し、ロサンゼルスに穴を掘る男イーロン・マスク氏が、今度はAIシステムを新会社Neuralink設立を発表しました。Neuralinkが開発するのは、人の脳に微細な電極を埋め込み、その思考を直にAIシステムに伝送する技術。(中略)

Neuralinkはカリフォルニア州で医療研究企業として登録され、すでに神経科学で実力を認められている研究者数名を雇用しています。そして、おそらくはいきなり人体実験まがいのことをするのではなく、その技術が人にとって無害かつ生活を改善できることを証明するためのプロトタイプ、たとえばてんかんやパーキンソン病の症状を和らげる脳内電極といったものを開発すると考えられます。

イーロン・マスク氏は脳インターフェース技術はあと4~5年もすれば実用化できると発言しています。ただ、自分の脳にそれを埋め込み、有線もしくは無線でコンピューターに接続されることを大半の人が望むようになるにはさらにもうしばらくの時間がかかるはずです。

「攻殻機動隊」の実写映画「Ghost In The Shell」が公開目前ですが、電脳化が現実味を帯びてきましたね。


Link » イーロン・マスク「脳とAIの接続」目指す新企業Neuralink設立。人の能力をAIで強化する技術を開発へ – Engadget 日本版

Link » Neuralink


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March 29, 2017 | Categories » Technology | Tags » , , , | No Response »


 

Yahoo!、社名を『Altaba』に変更

Yahoo!

米Yahooが社名を「Altaba」に変更することがわかりました。Yahooは米通信大手のVerizonに検索やニュースといったインターネット事業の売却を進めており、1月9日にはこれまで社を牽引してきたCEOのMarissa Mayer氏や創業者の一人David Filo氏を含む古参経営陣が退職することを発表しています。

すでに検索やニュースメディアといった中核事業はVerizonへの売却を終了しており、Yahooとして残っているのは投資事業が主体。ただし、日本のYahoo JAPAN株や中国Alibaba株の保有は継続するとのことです。

検索やポータルサイトとして多くのユーザーが利用していた『Yahoo!』が社名を変更するのは、一つの時代の終わりを感じさせますね。


Link » 米Yahoo、社名を「Altaba」に変更。検索・ニュース事業をVerizonに売却後、投資会社として存続 – Engadget 日本版


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January 11, 2017 | Categories » Technology | Tags » , , | No Response »


 


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