世界でEVを売り、ロケットを爆発打ち上げ、人を詰め込んだ巨大エアシューターのアイデアを出し、ロサンゼルスに穴を掘る男イーロン・マスク氏が、今度はAIシステムを新会社Neuralink設立を発表しました。Neuralinkが開発するのは、人の脳に微細な電極を埋め込み、その思考を直にAIシステムに伝送する技術。(中略)
Neuralinkはカリフォルニア州で医療研究企業として登録され、すでに神経科学で実力を認められている研究者数名を雇用しています。そして、おそらくはいきなり人体実験まがいのことをするのではなく、その技術が人にとって無害かつ生活を改善できることを証明するためのプロトタイプ、たとえばてんかんやパーキンソン病の症状を和らげる脳内電極といったものを開発すると考えられます。
イーロン・マスク氏は脳インターフェース技術はあと4~5年もすれば実用化できると発言しています。ただ、自分の脳にそれを埋め込み、有線もしくは無線でコンピューターに接続されることを大半の人が望むようになるにはさらにもうしばらくの時間がかかるはずです。
「攻殻機動隊」の実写映画「Ghost In The Shell」が公開目前ですが、電脳化が現実味を帯びてきましたね。
Link » イーロン・マスク「脳とAIの接続」目指す新企業Neuralink設立。人の能力をAIで強化する技術を開発へ – Engadget 日本版
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