オンライン小売の米アマゾン・ドットコムは、自然・有機食品小売り大手の米ホールフーズ・マーケットを債務を含め137億ドルで買収すると発表した。アマゾンは買収により、富裕層やミレニアル世代の顧客に向けて、生鮮食品などを販売する実店舗網を強化できる。
アマゾンによる企業買収としては過去最大。実店舗小売事業への進出に向けた取り組みとしても最大となる。ホールフーズにとっては、商品を低価格で販売するというアマゾンの強みを活用できることになり、競争力の強化につながる。ホールフーズは既存店売上高が7四半期連続で減少するなど、業績が低迷していた。(中略)
関係筋は、アマゾンがオンラインと実店舗での販売融合を目指していると述べる。実店舗での販売に加え、オンライン注文品の実店舗での受け取り、宅配など、店舗倉庫を物流拠点にこうしたサービスを複合的に展開していく青写真を描いているという。
アマゾンとホールフーズ・マーケットの連携はかなり大きなシナジーが生まれそうです。しかし他の食品販売関連の会社にとっては脅威ですね。
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