サブスクリプション型の貸別荘サービス『SANU 2nd Home』

SANU 2nd Home

明けましておめでとうございます。2024年もINSTは情報過多時代のシンプルで豊かなライフスタイルをコンセプトに、本当に役立つモノやニュースをコンパクトに紹介していきたいと思いますので、本年もよろしくお願いします。

昨年末の休暇は八ヶ岳にあるサブスクリプション型の貸別荘サービス『SANU 2nd Home』のキャビンに宿泊してのんびり過ごしました。

「Live with nature(自然と共に生きる。)」をコンセプトに、月額55,000円で八ヶ岳や山中湖、軽井沢や白樺湖など、東京からアクセスしやすい自然豊かなロケーションの中から好きな滞在先を選んで宿泊できるサービスで、会員登録、予約、チェックイン、チェックアウトという滞在に必要な全ての手続きをスマートフォンから行えるため、ホテルのようなフロントや運営スタッフの常駐は無く、まさに別荘のような完全にプライベートな滞在が可能です。

滞在したキャビンは地球環境に配慮した「サーキュラー建築」という循環型の設計で、コンパクトながら大きな窓と高い天井が開放的で気持ちの良い空間になっていて、木がふんだんに使われた有機的なデザインのインテリアや外に広がる木々の景色、本物の炎で暖まるペレットストーブ、テラスの先には焚き火台が設置されていたりと、妻も子供も普段生活している東京のマンションと全く違う環境を満喫していました。これまで世界中の様々なホテルに泊まってきましたが、置いてある備品のセレクトは合格ラインに達していると思いましたね。

今回初めて利用しましたが、自然との共生をコンセプトに掲げている通り、サーキュラー建築のキャビンやリジェネラティブな取り組み、サステナブルな備品のセレクト、カーシェアサービスと連携して移動手段を最適化したりと、環境に負荷をかけずに都市と自然を行き来するライフスタイルを実現しようとする姿勢がとても共感できましたね。

ということでしばらくは『SANU 2nd Home』を通じて、都市と自然を気軽に行き来するライフスタイルを楽しんでみたいと思います。


Link » SANU 2nd Home – 自然の中にあるもう一つの家


Related Post » 『Wonderwall』が手掛けた『KAWS』の自宅

January 5, 2024 | Categories » Life, Travel | Tags » , | No Response »


 

WIRED VOL.48 – RETREAT 未来への退却(リトリート)

WIRED VOL.48 – RETREAT 未来への退却(リトリート)

現代のせわしなく消耗する日常から離れて自然の中で心身ともにリラックスし、ウェルビーイングを取り戻すアクティビティとしてますます注目されるリトリート。でもその本来の語義が「撤退」や「退却」であるように、リトリートとはもともと、抜き差しならない状況から離れることで、現実を捉える認知のフレームを大胆に転換し、自分と世界との新たな関係性を手にするものだったはずだ──デジタルとフィジカルが融解する時代にリトリートという営為がもたらす可能性を地球規模へと拡げる総力特集!

『WIRED』最新号『RETREAT 未来への退却(リトリート)』を早速読みました。リトリートというと街から離れた自然の中に建つホテルやグランピング施設でリラックスして過ごすラグジュアリーな旅を思い浮かべますが、そういった旅行雑誌にありがちな消費的なリトリート特集とは一線を画す内容になっていて楽しめました。その中で唯一紹介されていた、オーストラリア、ニュージーランド、イギリスの都市から数時間以内でいける大自然の中で、マットブラックのオフグリッドキャビンに宿泊できるサービス「Unyoked」は、機会を作って是非体験してみたいですね。

キャンプや自然の中で目的も無く過ごすことはもちろんですが、どこか遠くへ行かなくても仕事と無関係の趣味や遊びに没頭したり、ただ本を読むことや部屋を整えることだってリトリートなるんですよね。ボクも仕事と子育てに追われる日常の中でしっかりと余白時間を作り、目的や合理性から逃れたリトリートを実践していきたいと改めて思いましたね。


Link » WIRED VOL.48 – RETREAT 未来への退却(リトリート)

Link » WIRED VOL.48 – RETREAT 未来への退却(リトリート)(Kindle版)


Related Post » WIRED VOL.45 – AS A TOOL 気候危機を生き抜くツールカタログ

March 17, 2023 | Categories » Entertainment | Tags » , , , , , , | No Response »


 

無印良品、インフラに依存しない移動式住宅の実証実験『ゼロ・プロジェクト』を開始

MUJI HOUSE Zero Project

無印良品が、電気やガス、水道といったインフラに依存しない移動式住宅を作る実証実験『ゼロ・プロジェクト』を3月より開始。太陽光発電や廃棄物発電などエネルギーを自ら生成する仕組みを備えることで、温室効果ガスの排出を実質ゼロにすることを目指すプロジェクトで、移動ができる機能を備えることで自然災害のリスク回避も可能です。

3月中にプロトタイプを開発し、9月から実証実験を始め、12月には一般から参加者を募集するとのことです。これは楽しみですね。今後はもっと都市と自然を行き来しながら生活したいと考えているので、完成したら是非実際に見学に行きたいと思います。


Link » 「インフラゼロでも暮らせる家」実証実験を開始します。 | 住まいのかたち | 住まいのコラム | 住まいのかたち|Magazine for MUJI LIFE


Related Post » 無印良品 ポリプロピレン整理ボックス

March 10, 2023 | Categories » Life, Technology | Tags » , , , | No Response »


 

高城剛氏によるインフラに依存しない移動可能な家『NEXTRAVELER HOUSE』プロジェクトが始動

NEXTRAVELER HOUSE

およそ15年前、西表島で風力発電だけで賄うカフェを作った時から、いつの日かインフラに依存しない、まるでカバンのような「移動可能な家」を作りたいと願っていました。そして長年の研究を経て、ついに実現。

本製品は現存するペラペラなトレーラーハウスや3Dプリンターで作った家と違い、特製シャーシを使って他国へも移動可能なコンテナを搭載しています。

また、ソーラーと持ち運び可能なバッテリーによりエアコンも完備し、雨水を循環させた生活用水にバイオトイレも装備して完全にインフラフリー。

さらに、PHEV車とドッキングすれば、1週間以上太陽が出なくても電気が枯渇しない上に、法規制で建築不可能な場所にも設置できるよう設計しました。

一方、体に悪影響を及ぼす電磁波対策も徹底しています。そのための特殊材を埋め込み、最高の睡眠が得られるのも特徴のひとつ。モチロン、映像や音楽のスタジオとしても利用可能です。なにより、「なにか」あった際のマイクロシェルターやセーフハウスとしても機能します。

本プロジェクトは、バッグ同様、各人によって異なる環境やご要望に合わせてひとつずつ作り上げます。


2023年春、八ヶ岳南麓にてオープンハウス予定です!

コンテナ内部は限られたスペースを効果的に使う「無機質な和室」をイメージしたミニマルな空間になっているようで、デスクとベッドは壁に折りたたんで収納でき、仕事部屋や寝室の用途以外にも食事やくつろぎのスペース、トレーニングやストレッチ、ヨガや瞑想などフレキシブルに利用可能で、収納スペースもカスタマイズ可能な造りになっているとのことです。

また、外気の取り入れ部には花粉やPM2.5を遮断する換気扇フィルターを使用し、さらに照明は反射が少なく光量を細かく調整可能で、クリエイターによる精微な色味のモニタリングにも対応しているとのことですよ。

これは今から楽しみ過ぎますね。少し前に日本でもサービスが開始された「SpaceX」による衛星ブロードバンドインターネット「Starlink」を合わせて利用すれば、日本中どこでも移住可能な時代になりました。今後はもっと都市と自然を行き来しながら生活したいと考えているので、完成したら是非実際に見学に行きたいと思います。


Link » NEXTRAVELER

Link » 【architect】「NEXTRAVELER HOUSE」プロジェクト始動 — 大阪 設計事務所【arbol(アルボル)】


Related Post » 高城剛氏によるカメラレンタルサービス『NEXTRAVELER FILMS』がスタート

December 2, 2022 | Categories » Life, Technology | Tags » , , , | No Response »


 

WIRED VOL.45 – AS A TOOL 気候危機を生き抜くツールカタログ

WIRED VOL.45 - AS A TOOL 気候危機を生き抜くツールカタログ

『WIRED』最新号の特集は『AS A TOOL 気候危機を生き抜くツールカタログ』ということで、一人ひとりが自律的に生きるための「ノマディクス」、その先にオフグリッドを前提とした住まい方を標榜する「シェルター」、他者とのつながりを取り戻す「コミュニケーション」、そして、全球的なシステムにアクセスするための「ウィズダム」という4つのカテゴリーから、全180の選りすぐりのツールを紹介しています。

モノも情報も溢れる今の時代、モノを紹介するだけの本は、誰がどのように使っているかというリアルな生活が見えてこないので、いまいち楽しめなくなってしまいましたが、本号は1960~70年代のカウンターカルチャーのバイブルであるホールアースカタログの思想的な背景を受け継ぎながら、アウトドア用品やガジェットだけでなく、知恵やアイデアまでが凝縮された現代のライフスタイルカタログになっていて楽しめました。

また、ホールアースカタログに関わり、雑誌『WIRED』の創刊編集長をつとめた「Kevin Kelly(ケヴィン・ケリー)」氏のインタビューや、様々なジャンルの先人たちによるコラムも読み応えがありますよ。


Link » WIRED VOL.45 – AS A TOOL 気候危機を生き抜くツールカタログ

Link » WIRED VOL.45 – AS A TOOL 気候危機を生き抜くツールカタログ(Kindle版)


Related Post » WIRED創刊編集長ケヴィン・ケリー「現代は人類の歴史上、かつてないほど何かを始めるのに最適な時期」

June 17, 2022 | Categories » Entertainment, Technology, Thing | Tags » , , , , , , , | No Response »


 

安藤忠雄氏が設計した美術館のようなホテル『瀬戸内リトリート青凪』

瀬戸内リトリート青凪

最近新型コロナウイルスの感染が収束してきたこともあり、1週間ほど休みを取って瀬戸内を車で周遊してきました。旅の終着地となる松山では、建築家の安藤忠雄氏が設計したホテル『瀬戸内リトリート青凪』に宿泊してきました。

街から離れた小高い丘に建つ無駄を削ぎ落とした美術館のような「ミニマル・ラグジュアリー」というコンセプトのホテルで、総床面積3,500平方メートルにたった7部屋のスイートルームだけの静かで落ち着いた贅沢な空間でした。これぞ安藤建築といった感じのコンクリート打ちっ放しの四角い外観にシンプルなデザインのインテリアでかなり好みでしたね。子供連れでも1日1組限定で、半露天温泉がついたスイートに宿泊可能で、天井から床までガラス張りの窓から、美しい瀬戸内のランドスケープと夕陽をゆったりと眺めて過ごすことができました。

夕食はアートラウンジを家族で貸し切ることができる上に、子供の遊び相手までしてもらえたので、他の客に気を遣わずにゆっくりと瀬戸内の食材を使ったコース料理を堪能できました。食事は部屋まで運んでもらうこともできるので、朝食は家族だけで清々しい朝の景色を眺めながら楽しみました。自然に囲まれた静かな美しい建物の中で、良い音楽をかけて美しい景色を眺めて、ゆっくりと美味しいものを食べて、何もせず大切な家族と過ごす時間は最高に贅沢でした。これまでに高級と呼ばれるホテルにそれなりに泊まってきましたが、唯一無二のディスティネーションホテルだと思いますね。是非再訪したいです。


Link » 瀬戸内リトリート青凪【公式】ベストレート保証&限定特典付


Related Post » 無印良品の小屋

October 29, 2021 | Categories » Travel | Tags » , , | No Response »


 

Aman Tokyo

Aman Tokyo

妻の誕生日祝いとしてどこかに旅行したいと思っていたんですが、新型コロナウイルスの感染拡大による影響でまだ気軽にできる状況じゃなかったので、近所の『アマン東京』に宿泊しました。

部屋は伝統的な日本家屋の美と機能を取り入れたスタイリッシュな空間で、大きな窓からの眺望と高い天井は開放感があって最高に気持ち良かったです。食事はゆったりとルームサービスで済ませましたが、旅館のような和朝食が美味しかったですね。展望温水スイミングプールもスタイリッシュな雰囲気で、東京のパノラミックな素晴らしい眺望を楽しみながらリラックスできました。ただ、都市型ホテルということもあって、風を感じながらゆったりと過ごせるオープンエアスペースが無いのは残念でした。

ちなみに今回は「一休.com」から予約したんですけど、「Go Toトラベルキャンペーン」に加えて溜まっていたポイントとタイムセールのおかげで、宿泊代と食事代を全て合わせた金額が、通常の宿泊代の半分ほどで済んでしまいました。ボクのように東京で暮らしている人は、この機会に都内の泊まりたかったラグジュアリーホテルに宿泊してのんびりと過ごすのも良いと思いますね。


Link » アマン東京公式サイト|東京|アマン東京-Aman


Related Post » 逆再生した東京の街を歩く『TOKYO REVERSE』

November 1, 2020 | Categories » Travel | Tags » , | No Response »


 

無印良品の小屋

無印良品の小屋

週末の休みに、「無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場」にある『無印良品の小屋』に宿泊してきました。夏に宿泊した南房総にある廃校利用の複合施設「シラハマ校舎」で見てからずっと気になっていたんですよね。

シンプルな黒い小屋の広さはおよそ9平方メートルとコンパクトですが、大きなガラス窓によって内と外が緩やかに繋がっているので窮屈さは感じませんでした。小屋の中には無印良品のマットレスと「Helinox タクティカルコット」、シュラフが用意され、さらに小屋の前の広いウッドデッキには、スノーピークの「焚火台」やタープまで設置されていて、いつものキャンプとはまた違った新しい体験ができましたね。

これなら手軽にキャンプ体験を楽しむことができるし、雨が降ってしまっても快適に過ごすことができるので、初心者はもちろんアウトドアが苦手な女性や子供にもオススメです。


Link » 無印良品の小屋 | 施設案内 | カンパーニャ嬬恋キャンプ場 | 無印良品キャンプ場


Related Post » 安藤忠雄氏が設計した美術館のようなホテル『瀬戸内リトリート青凪』

October 7, 2019 | Categories » Life, Travel | Tags » , , | No Response »


 

Blue Bottle Coffee Kyoto Cafe

Blue Bottle Coffee Kyoto Cafe

ブルーボトルコーヒーの関西エリア1店舗目として昨年オープンした『ブルーボトルコーヒー 京都カフェ』。先日久しぶりに京都へ遊びに行った際に立ち寄ってみました。

南禅寺に続く参道からすぐのロケーションにある築100年を超える京町家を「スキーマ建築計画」がリノべートしていて、伝統的な京町屋の風情溢れる空間を残しつつも、自然光が差し込む大きなガラス窓や高い吹き抜けなど、ブルーボトルコーヒーらしい開放的で気持ちの良い空間になっています。また、剥き出しになった土壁や竹小舞に、天井にはネオンのライトが配置されていて、京町屋のノスタルジックな風情とモダンな要素の調和が美しかったですね。京都へ行った際には是非立ち寄ってみてください。


Link » 京都カフェ Cafe | Kyoto Blue Bottle

Link » Blue Bottle Coffee Kyoto Cafe | Schemata Architects / Jo Nagasaka


Related Post » Blue Bottle Coffee、清澄白河ロースタリー&カフェをオープン

September 25, 2019 | Categories » Art - Design, Thing, Travel | Tags » , , , , , , | No Response »


 

世界一安いリッツカールトン『The Ritz-Carlton Kuala Lumpur』

The Ritz-Carlton Kuala Lumpur

先日クアラルンプールに遊びに行った際に宿泊した『The Ritz-Carlton Kuala Lumpur』。豪華な客室と質の高いサービスはもちろんですが、クアラルンプールのリッツカールトンは世界一安いとも言われていて、時期にもよりますが、安い部屋であれば2万円以下で泊まることができます。

また、ロビーラウンジ3階にある中華レストラン『Li Yen(麗苑)』は、店の雰囲気やタッフのサービスが素晴らしく、料理も美味しくて大満足でした。数々のアワードを受賞したクオリティが良心的な価格で楽しめるのでオススメです。

高度経済成長中のマレーシアですが物価はそこまで上がっていないので、こんなグレードのホテルでもコストパフォーマンスは抜群ですよ。


Link » ザ・リッツ・カールトン クアラルンプール


Related Post » Tree Hotel

May 7, 2018 | Categories » Travel | Tags » , , | No Response »


 


 1 2 3 4 5 6 7 8 Next »

Instrumental™ Things NEXTRAVELER FILMS & TOOLS Sony α7CR DJI Mini 4 Pro

Instrumental™ Things
– 2019 Edition

NEXTRAVELER
FILMS & TOOLS
未来につながる
創造的ツールと使い方

Sony α7CR

DJI Mini 4 Pro