財務省や最高裁、民主党などのホームページ(HP)が相次いでサイバー攻撃にさらされた。仕掛けたのは国際的なハッカー集団「アノニマス」。20日に成立した改正著作権法が自由なインターネット利用を侵害するとして、大規模な示威行動に打って出たとみられる。(中略)
意外感があるのは改正著作権法にはかかわりのない霞ケ浦河川事務所が攻撃されたこと。「中核メンバーに日本語がわかる人がおらず、霞が関と霞ケ浦を間違えたのではないか」。アノニマスに詳しいNTTデータ先端技術セキュリティ事業部セキュリティ診断ビジネスユニットの辻伸弘チームリーダはこう話す。
アノニマスは27日も日本への攻撃を続けると予告。同日夜には日本音楽著作権協会(JASRAC)のHPが閲覧しにくい状況になった。「一部でアクセスが困難になっており、原因を究明している」(広報)。26日以降の攻撃をめぐって、警察当局は発信元の特定を進めている。
なんだかスゴいことになってきましたね。「ジャスミン革命」や「エジプト革命」の時のようにウェブサイトのハッキングだけじゃなく、巨大利権団体カスラックの黒っぽい内部情報なんかをネット上にばら撒いたりしたらかなりおもしろいんですが。しかし霞が関と霞ケ浦を間違えちゃうなんてちょっとかわいいですね(笑)。そんなドジっ子アノニマスたんの今回のTwitterアカウントはこちら。
http://www.nikkei.com/article/……2000/?dg=1
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