Spectator 48号 – パソコンとヒッピー

Spectator 48号 – パソコンとヒッピー

『Spectator』最新号の特集は『パソコンとヒッピー』。ヒッピーのカウンターカルチャーの思想から生まれたパーソナルコンピューターの歴史を、全編マンガでわかりやすく知ることができます。早速ポチりました。読むのが楽しみです。

「パソコンはヒッピーがつくった?」
これまで一部のあいだで囁かれていた噂の真相を明らかにすべく、さまざまな資料を手がかりにパソコンが生まれるまで道のりを辿った特集。
コンピュータの民主革命は、いかにして成し遂げられたか?
スティーブ・ジョブズは『ホース・アース・カタログ』の、どこに影響されたのか?
LSDとパソコンの関係とは?
あまり知られていなかったパソコン誕生の経緯と文化的背景を、全編マンガでわかりやすく解いた、他に類を見ないパソコン文化史。



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June 11, 2021 | Categories » Entertainment, Technology | Tags » , , , | No Response »


 

プロダクトデザイナー深澤直人が勧める『美しい考え方』

Naoto Fukasawa

プロダクトデザイナーの深澤直人氏がインタビューで『美しい考え方』について語っています。日常の一つひとつの選択の中で、自分の感覚や美意識を大事にしていきたいと改めて思いましたね。

今は加工された情報がどんどん流れ込む時代で、それをもとに頭で「考える」ことは得意でも、「感じる」ことは苦手な人が増えています。しかし、「心地いい」「気持ち悪い」といった身体的な感触に基づく感受性に立ち返らなければ、本当に良いものを探し当てることはできません。

仕事でも、人生でも、人はたびたび岐路に直面します。そのとき、進む道をどのように決めるか。私が勧めるのは「美しい考え方」を軸にすること。

「どちらを選べば成功するか」と結果を考えるのではなく、「こちらを選ぶことが自分にとって美しい」と感じるほうを選べば、その先にある生活や人生は、おおむね良い方向へ進むんじゃないでしょうか。

感受性を働かせる機会は、日常のあちこちにあります。例えば、カフェに入って、「一番座りたい席にちゃんと座ろう」と考える。これが「美しい考え方」です。

一つひとつの選択を「どうでもいいや」と投げ出していると、自分の中の感受性を失ってしまう。美しさを感じる力は、デザイナーやアーティストだけでなく、本来、誰もが持っているもの。ぜひ皆さんも、その力を蘇らせてほしいと思います。



Link » 依頼に応えるだけの仕事への疑問…世界的デザイナーは「組織と自分」をどう考えたか | THE21オンライン


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June 4, 2021 | Categories » Art - Design | Tags » , , , | No Response »


 

Casa BRUTUS Vol.252 – 暮らしを整える、整理術

Casa BRUTUS Vol.252 – 暮らしを整える、整理術

『Casa BRUTUS』最新号の特集は『暮らしを整える、整理術』ということで、収納上手な著名なクリエイターたちが実践する美しい整理術が紹介されています。

その中でも表紙にもなっている「TONERICO」のデザイナー米谷ひろし氏、増子由美氏夫妻の自宅の壁面収納、佐藤可士和氏のオフィス壁面の「バンカーズボックス」を使った収納、深澤直人氏のオフィス壁面の業務用コンテナを使った収納は壮観でした。扉付きの収納棚や収納ボックスを活用していかにモノを隠すかが空間を美しく見せるコツですね。長引くコロナ渦の中で自宅で過ごす時間が長くなり、快適さを求めてついモノが増えてしまいがちな人も多いんじゃないでしょうか。今一度所有物を見直して家の中を整理するいいきっかけになると思いますよ。

ボクの自宅はコンパクトな「USM Haller」だけしか収納家具は置いていないので、これと備え付け収納に収まり切らなければ手放すというマイルールを課しています。世の中には整理術と呼ばれる情報は山のようにありますが、結局はテクニックよりもモノとどう向き合うのかが重要なんだと思いますね。


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March 12, 2021 | Categories » Entertainment, Life | Tags » , , , , | No Response »


 

Casa BRUTUS Vol.240 – バンクシーとは誰か?

Casa BRUTUS Vol.240 – バンクシーとは誰か。

2018年10月、バンクシーの代表作《風船と少女》がオークションで落札された瞬間にシュレッダーで断裁される事件が発生。2019年1月、小池百合子都知事がバンクシーらしき作品を「カワイイねずみ」とツイート。これらによりバンクシーという名前が日本中に知れ渡ることとなりました。さらに、2020年は横浜、東京、大阪と3か所で展覧会が開催されることも決定。そこで、この特集では現在進行形の謎に包まれた覆面アーティストを追いかけます。ブリストル、ロンドン、パレスチナ、そして、東京。その足跡からは今という時代とアートのあり方が見えてくるのです。

近年のバンクシーの活動と代表作が詳しく解説されていて、改めて振り返ることができておもしろかったです。ますます展覧会が楽しみになってきましたね。


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February 7, 2020 | Categories » Art - Design, Entertainment | Tags » , , | No Response »


 

藤原ヒロシがインスタで伝える「大いなる無駄」の価値

藤原ヒロシがインスタで伝える「大いなる無駄」の価値

フォーブスジャパンに、藤原ヒロシ氏のインタビューが掲載されています。最新号の特集である「真のインフルエンサーとは何だ?」のトップインフルエンサー50人に選出されたようで、読み応えがありました。

氏はファッションを通じて、なくても困らないけれど心を耕してくれる無駄なものこそが大事だと語っていて、とても共感できましたね。ボクは所有するモノに限らず口に入れるモノや摂取する情報など、自分に関わる様々な無駄をそぎ落としたいと思っていますが、旅行やアウトドアで過ごすことが好きなので、それに関連したアイテムやガジェットを多く所有しています。これらは興味の無い人からすれば無駄なモノですが、ボクにとっては人生を豊かに楽しく生きるのに必要なモノなんですよね。

「今と比べると、雑誌世代は情報が少なかった。だから、例えば好きなアーティストの一枚の写真から、なんの靴を履いて、部屋にどんな小物があるのか読み取っていた。情報に奥行きがありました。インスタでは細かく見ようとする間もなく、新しい情報がやってくる」

そうして奥行きが薄れたことは、彼がフィールドとする“ファッション”にも影響を与えている。

藤原からすると、いまファッションブランドと言われているものは「ライフスタイルブランド」なのだという。そして、「ファッションは、本当は意味がないもの。そこが見失われている」と言って、カルチャーの話をする。

「カルチャーは、『耕す』を意味するラテン語の『カレル(colere)』が語源。心を耕すことなんです。例えば、ユニクロの服が生きるのに必要だとして、重たい革ジャンも、ダイヤモンドも、なくても困らないけれど、そういうものが心を耕してくれる。こういう“大いなる無駄”が、実はすごく大事。それがファッションなのか食なのか、それはその人がバランスを取ればいいけれど。その無駄が、経済を動かしている」



Link » 藤原ヒロシがインスタで伝える「大いなる無駄」の価値 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)

Link » Forbes JAPAN 2019年11月号 – 真のインフルエンサーとは何だ?

Link » Forbes JAPAN 2019年11月号 – 真のインフルエンサーとは何だ?(Kindle版)


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October 18, 2019 | Categories » Entertainment | Tags » , , | No Response »


 

世界中から仕事が集まる『野村訓市』とは一体何者なのか?

世界中から仕事が集まる『野村訓市』とは一体何者なのか?

フォーブスジャパンに、クリエイター野村訓市氏のインタビューが掲載されています。最新号の特集である「真のインフルエンサーとは何だ?」のトップインフルエンサー50人に選出されたようで、読み応えがありました。

今のようにインフルエンサーという言葉が一般的に使われるようになる前から、氏は多くの人たちに影響を与えてきましたが、企業のマーケティングを手伝うときは、自分が購入したことがあるモノやブランドだけしか受けないそうです。考えてみれば当たり前なんですが、不思議なことに世の中お金のために自分が使いもしない商品やサービスの宣伝をするインフルエンサーやタレントばかりなんですよね。こういう人たちは短期的な利益と引き換えに多くの信頼を失っていることを認識した方がいいと思います。

夏はTシャツに短パン、ビーチサンダル姿が定番。肩書きは「とくに決めていない」。

原稿を書き、店舗の設計図を引き、ラジオでDJ兼ナビゲーターを務めるなど複数の仕事をして、夜は気鋭のクリエーターらと酒を酌み交わす。

かと思えば、セーターにVANSの靴を履いてアカデミー賞のアフターパーティに参加していたりする。

その、一見自由な働き方やライフスタイルが若者たちを惹きつける。

そんな野村に「インフルエンサー特集で話が聞きたい」と伝えると、彼は開口一番こう言った。

「インフルエンサーって取材依頼書に書いてあったから、僕に何を聞くんだろうと思って、逆に断らなかったんです」

そして、こう続けた。

「僕はいわゆるインフルエンサーではありません。なぜなら、僕もインスタをやっていますが、インスタ上でモノを売ったことも、もらった服を着た写真を載せてお金をもらったこともない。あと、基本的に裏方仕事です。そういう感じなので、(インフルエンサーと言われると)なんだかなあと」

確かに、野村はSNSを積極的に使いこなしているわけではない。

にもかかわらず彼にインタビューを申し込んだのは、野村のありようにこそ真のインフルエンサーの要諦があると考えたからだ。

世の中が「発信」で溢れかえる今、消費者は情報の裏側を見通す力を付け始めている。商業的な「いいね!」は早晩、見透かされる。そして、本当に信頼できる発信者を求めている。

だから今こそ、真のインフルエンサーとは何かを定義したい。そう話すと、野村は「消費者も企業も表面的な情報に乗っかってしまうのは、残念としか言いようがないです」と語り始めた。



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Link » Forbes JAPAN 2019年11月号 – 真のインフルエンサーとは何だ?

Link » Forbes JAPAN 2019年11月号 – 真のインフルエンサーとは何だ?(Kindle版)


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September 25, 2019 | Categories » Entertainment | Tags » , , | No Response »


 

BRUTUS No. 900 – 真似のできない仕事術

BRUTUS No. 900 – 真似のできない仕事術

打ち合わせを5分で切り上げる建築家。
メニュー考案のために魔術の本を読むパティシエ。
職種を問わず、スゴイ仕事をする人たちには
セオリー無視の魅力的な仕事のルールがあるものです。

隈研吾、中川政七、平林奈緒美、クエンティン・タランティーノ、
三浦瑠麗、瀬川晶司、加藤峰子、柚木沙弥郎、野田秀樹……。

特集 新時代の「真似のできない仕事術」。

それでも今日から真似したい!

様々なジャンルの著名人が登場していますが、その中でもアートディレクターの平林奈緒美氏の仕事術がとても共感できました。

仕事中は電話に一切出ない、打ち合わせは終了時間を決めておいて時間になったらさっさと席を立つ、夜も時間になったらスパッと帰る、外出せずに済むように昼食も飲み物もあらかじめ用意しておく、仕事に集中して気持ち良く進めるために全ての道具は気に入ったものを選ぶ、考えを整理する前にMacで作業しないなど、自分にとって重要なのは何かを見極め、徹底的に無駄をそぎ落としていましたね。

1日はどんな人にも平等に24時間で、いくらお金を持っていても時間を買うことはできません。たくさんのやるべきことの中から本当に重要なことを見極めて、それだけに時間とエネルギーを注ぐことも大事ですが、まずはやらないことを明確にして徹底的に無駄な時間を捨てていくことの方がはるかに大事ですよね。


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September 6, 2019 | Categories » Entertainment, Life | Tags » , , , , | No Response »


 

ユニクロ、フリーマガジン『LifeWear magazine』を創刊

UNIQLO LifeWear magazine Issue 01

ユニクロがフリーマガジン『LifeWear magazine』を創刊。ロサンゼルスに実際に暮らす人々をスタイリングしたファッションストーリー、ユニクロNYのクリエイティブディレクターによる柳宗理アトリエ訪問、グローバルブランドアンバサダーでもあるプロスノーボーダーの平野歩夢へのインタビューなど、様々なコンテンツを掲載。全国のユニクロ店舗、蔦屋書店などでの無料配布に加え、Kindle版でも無料配信中。同時に特設サイトも公開されています。

早速手に取って読んでみましたが、空気感を伝える魅力的な写真とシンプルなデザインが素晴らしく、完成度の高いライフスタイルマガジンに仕上がっていますね。ユニクロの服に全く興味はありませんが、こういった動きはおもしろいですね。ただ、もっとブランドを遠ざけた内容にしても良かった気がします。

“LifeWear”とは、2013年にユニクロが作った言葉です。あらゆる人の暮らしを、より豊かにすることを目指す、普通の服。低価格ながら高い品質をキープし、着ているとちょっと気分が良くなるような、工夫と美意識を持った普段着のことです。

とはいっても、それって実際にどんな服があって、どんな考えのもとで作られているんでしょうか。その部分を皆さんに伝えたくて創刊したのが、この“LifeWear magazine”です。

創刊号では、2019年秋冬のデザインコンセプトである、“New Form Follows Function”(機能美から生まれる新しいデザイン)をキーワードに、一冊を編集しました。一見すると難しそうなこの言葉を、ファッションストーリーや、インタビューなど、いろいろな角度から紐解きます。この雑誌をパラパラとめくれば、“LifeWear”のことが、ちょっとわかってもらえるかもしれません。



Link » ユニクロ|LifeWear magazine

Link » UNIQLO LifeWear magazine Issue 01(Kindle版)


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August 26, 2019 | Categories » Entertainment, Life | Tags » , , | No Response »


 

Casa BRUTUS Vol.231 – 食を巡るローカルな旅。

Casa BRUTUS Vol.231 – 食を巡るローカルな旅。

近年、地方のレストランを目指して旅をするフーディー(食通)が増えています。
特色ある食材を調達し、郷土の調理法を取りいれ、
こだわりの空間と名産の器で料理を提供するレストランは、
その土地の魅力を知る”入口”にして、最大の旅の”目的地”。
ここだけにしかないおいしいものを求めて、ローカルな旅をしてみませんか?

『Casa BRUTUS』最新号の特集は『食を巡るローカルな旅。』。表紙にもなっている小松にあるモダンガストロノミーのレストラン「SHÓKUDŌ YArn」には今年の初めに行ってきましたが、どんな味がするのか想像できないような見た目のイノベーティブでクリエイティブな料理が次々と出てきて、日本とスペイン、フランス、イタリアが融合した日本料理が進化したような、本当に美味しくて素晴らしい体験ができました。そして料理以外にも、食材や食器、撚糸工場をリノベーションした素晴らしい空間と内装へのこだわりにも刺激を受けました。わざわざ予約して東京から食べに行く価値と驚きがあると思いますね。


Link » Casa BRUTUS Vol.231 – 食を巡るローカルな旅。

Link » Casa BRUTUS Vol.231 – 食を巡るローカルな旅。(Kindle版)


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May 10, 2019 | Categories » Entertainment, Travel | Tags » , , | No Response »


 

全編スマートフォンで撮影された雑誌『Vogue Girl』が発売

Vogue Girl

Webマガジン『Vogue Girl』の5周年を記念した雑誌が発売。表紙撮影からファッションシューティング、物撮り、インタビューカットまで、誌面の全ての写真が「Google Pixel 3」で撮影されているそうです。
 
表紙にもなっている小松菜奈ちゃんは「Google Pixel 3」のCMに出演し、昨年末の「Google Pixel presents 表参道イルミネーション 2018」の点灯役も努めていたので、おそらくGoogleとのタイアップ企画だと思われますが、付録の別冊やフリーペーパーなどではなく、普通に販売される雑誌というのはおもしろいですね。


Link » TOKYO STYLE 全編スマホ撮影。「東京のいま」を大特集|VOGUE GIRL

Link » Vogue Girl 2019年春夏(特別増刊号)


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March 13, 2019 | Categories » Entertainment, Technology | Tags » , , , | No Response »


 


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