夏期休暇を利用して先週末からシンガポールに遊びに来ています。建国50周年で賑わう都市で遊んだり、マレーシアの南の島まで少し足を伸ばしてのんびりしています。というわけでINSTの更新も1週間ほどお休みしますのでよろしくお願いします。旅の様子はTwitterとInstagramの方で発信していますのでフォローはお気軽に。
今までに何度かボクが旅先に持って行くバッグの中身を紹介していますが、今回はその中でも現在愛用しているデジタルガジェットをまとめてみました。
iPhoneのSIMフリーモデルを海外で使うとこれほど便利なモノは無いと改めて実感します。さらに行った先々の国でパケット定額のSIMカードが驚くほど安く買えるので、もう国際ローミングサービスなんてバカバカしくて使う気になりません。プールやビーチで便利なスマートフォン用防水ケース「Dicapac P2A」とセットで持って行きます。
iPhoneのSIMフリーモデルは当然欠かせませんが、iPad miniがあれば旅がさらに快適になります。音楽や映像、写真や旅先に関する情報を入れておくのはもちろんですが、ここ数年は書棚として愛用していて、読書はもう自炊した電子書籍かKindle本のみです。南の島のキレイなビーチでする読書は本当に最高ですね。ミルスペックなジップロック「aLOKSAK」もセットで持って行きます。
#3.Sony α6000 + Voigtlander VM-E Close Focus Adapter
ソニーのミラーレス機『α6000』に、フォクトレンダーの『VM-E Close Focus Adapter』を装着してライカMレンズを使っています。ここ数年は先進的なソニーのデジタルボディと高性能なライカレンズというシステムが気に入っていますね。持ち運ぶ時は「Domke プロテクティブラップ」に包んで保護しています。クリーニングクロス「Hakuba トレシーニューソフト」も欠かせません。
先日購入したスマートフォン用の高性能コンバージョンレンズ『Moment』の広角レンズをiPhone 6に装着して使っています。ここ数年ですっかりiPhoneがコンデジの代わりになりましたが、広角で撮ることができないのが不満でした。このレンズならフレーム端の画質の劣化やフィッシュアイレンズの様な歪みも無く、パースが付いた迫力のある写真を撮ることができますよ。
#5.GoPro HERO3+ Black Edition + GoPro The Handler
旅行やアウトドアで絶賛愛用中のアクションカメラ。南の島では水の中でも外でも安定した撮影が可能なハンドグリップ『GoPro The Handler』とセットで使っています。リストストラップが付いていて、万が一水中に落下させてしまっても浮くので、サーフィン、カヤック、シュノーケリングなどのウォータースポーツに最適です。街中では三脚マウントを取り付けて伸縮式ポケットカメラアーム「Pocket Xshot」とセットで使っています。
購入以来すっかり旅行に欠かせなくなった『Parrot』の小型ドローン。3軸デジタルジンバルを内蔵した広角180度の魚眼レンズカメラを搭載し、フルHD動画と1,400万画素の静止画撮影が可能で、スマートフォンやタブレットからアプリを使って簡単に操作することができます。現在ボクはiPad mini 2を使って飛ばしていますが、画面が大きいのでストリーミングされる映像も大きく操作もしやすいし、接続が途切れて困ったことも今のところありません。実際オフィシャルブログによるとiPad mini 2のWi-Fi到達距離はiOSデバイスの中では1番長いようですね。持ち運びにはサブバッグとして持って行った「Patagonia Lightweight Travel Tote Pack」を使っています。
#7.Sony MDR-EX800ST + Comply Tx-200 + Sony MDR-EX31BN
ソニーのスタジオモニターヘッドフォンの定番「MDR-CD900ST」のカナルタイプである本機をここ数年ずっと愛用していて、イヤホンはもうiPhoneに付属してくるものを除けばこれ一つだけです。遮音性と装着感を高めるためにコンプライのイヤチップに交換し、普段使いしやすくするためにケーブルを上位モデルの「MDR-EX1000」のものにリケーブルして使っています。Bluetoothワイヤレスステレオヘッドセット『MDR-EX31BN』とセットで愛用していますが、ワイヤレスで聴いてることを思わず忘れてしまうほど高音質ですよ。
#8.Soundmatters foxL V2 + WOWee One
ここ数年愛用しているポータブルスピーカー。外出先や旅先のホテルではもちろん、自宅でも手軽に音楽を聴くのに使っています。Bluetoothの高音質コーデック「AAC」と「aptX」に対応していて、手のひらサイズのコンパクトなボディからは考えられないほどの低音を出します。さらに低音を出したい場合はサブウーファー用の出力端子に『WOWee One』を繋げば、ポータブルスピーカーのレベルを超えたパワフルなサウンドになりますよ。
#9.Philips Sonicare DiamondClean
近年愛用しているフィリップスの音波式電動歯ブラシ。実は生まれてから虫歯になったことがないので、歯のメンテナンスに関しては疎いんですが、これを使うと磨き上がりのツルツル感が最高で、もう手動だと磨いた気にならなくなってしまいました。マットブラックの本体はスタイリッシュだし、コップを利用した非接触型充電器もいいアイデアだと思いますが、やはりUSB充電機能付きトラベルケースというのが便利。ただ、もう少しコンパクトにしてくれるとうれしいですね。
コンパクトなモバイルシェーバー「Braun モバイルシェーブ M-90」と、携帯に便利なオーガニック歯磨き粉「Made Of Organics ホワイトニングトゥースペースト」もセットで持っていきます。
定番のトラベル用変換プラグアダプター。2つのブロックに分割、合体、変形することで、全世界9タイプのコンセント形状に対応します。スライド式のクリアケースが付属してさらに持ち運びしやすくなりました。同社の電源タップと「Anker 20W 2ポート USB急速充電器」もセットで持って行きます。
#番外 – 人生を変える南の島々。ヨーロッパ編 – 高城剛
現在世界中の南の島をまわっている高城センセによる南の島旅行ガイドブック。本書はヨーロッパに点在する80以上の南の島々を、氏が自らの資金で全てまわり、全ての写真を撮り下ろし、その中から独断と偏見で選んだ島をリストアップ。さらに旅行代理店や航空会社のタイアップを全て断り、行かないとわからないことが正直に書かれています。表紙裏には氏が本書で使用した撮影機材、帯裏には旅に役立つアプリとウェブサイトの紹介もありますよ。秋には「アジア編」が発売されるようなので、そちらもかなり楽しみですね。
昔からデジタルガジェットを選ぶ時にはコンパクトで気軽に持ち運びできることを重要視してきました。モバイルマシンをiPadにシフトする前のMacは常に最小サイズを使い、カメラもミラーレスカメラの登場により大きくてかさばる一眼レフを使うのをやめました。数年前からテレビのような据置型の電化製品は生活家電を除いてすっかり買わなくなりましたが、近年はあらゆるモノにおいて簡単に持ち運べてそのまま旅先に持ち出せるモノを選ぶようになりました。
わざわざ自宅に高価で大きなオーディオシステムやホームシアターを設置しなくても、今はコンパクトで高性能なオーディオ機器やプロジェクターなどがいくつも発売されています。写真や音楽、映像や書籍などのソフトがデジタル化されてどこでも楽しめるようになったのと同様に、ハードも大きくて持ち運べないようなモノは今後ますます必要無くなっていくんでしょうね。
INSTはモノやニュースをコンパクトに紹介することを心がけていますが、時々このような長めのポストをコラムとして紹介しています。今までのアーカイブは、カテゴリーメニューの「Column」から表示することができますので、是非チェックしてみてください。
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