2012年も残り僅かになって来ました。今年もいくつかの素晴らしいガジェットとたくさんのガラクタが発表されましたが、その中から日々の生活を便利で豊かにしてくれたものをセレクトしてみました。ということで今年もベストガジェットを発表したいと思います。

#1．Apple iPad mini

iPad miniは発売されてすぐに購入し、自炊した書籍や雑誌を片っ端から詰め込んで主に書棚として日々愛用しています。iPadが小さくなっただけでここまでタブレットとしての完成度が上がるとは思いませんでした。ポータブルで片手で扱いやすく、現時点では間違いなくiPad miniがベストタブレットですね。もちろんタブレットのようなコンテンツ消費デバイスの場合、本体以外のアプリやコンテンツなどのエコシステムが重要なのは言うまでもありません。

アップルのiTunesやiCloudは素晴らしいんですが、今だに電子書籍ストア「iBooks Store」に日本語コンテンツが皆無なのが難点でした。今のところボクは自炊することで対応していますが、それも今年の10月に「Kindleストア」がオープンしたことによって着々と解決に向かっていると思います。iPadに無料のKindleアプリを入れて使ってみればすぐに感じると思いますが、Kindleのような電子書籍専用端末はもうすぐ無くなるでしょうね。

#2．Fitbit One

身につけることで毎日の歩数、階段ステップ、移動距離、カロリー、睡眠時間とパターンの測定が可能なフィットネスガジェット。パンツのコインポケットなどに入れて毎日肌身離さず身に付けています。BluetoothでiPhoneとワイヤレスで同期し、デバイスに記録されたデータをサーバーへ送信することができるので、前モデルのようにわざわざMacを介する必要が無くなりました。さらにバイブレーション機能が搭載されたことにより、アラーム設定をしてアームバンドに装着しておけば振動で起こしてくれます。

#3．Suunto Ambit HR

高度計、気圧計、温度計、3Dコンパスに加えて、加速度センサー内臓GPSユニットで速度、ペース、距離、経路を記録することが可能なアウトドアウォッチ。発売後のソフトウェアアップデートにより、移動中の現在位置を示す「ルートナビゲーション機能」や、ワイヤレス通信規格「ANT+」にも対応しました。ランニングなどでスポーツウォッチとしての使用はもちろん、旅先などではGPSロガーとして愛用しています。

#Extra．ドコモ nano-SIM（ドコモnanoUIMカード）

高城剛氏も今年のベストガジェットの番外として挙げていましたが、現在nano-SIMに対応しているのはiPhone 5だけのはずなのに、iPhone 5を販売していないドコモがそれを提供しているというのがおもしろい。ボクもiPhone 5のSIMフリーモデルに挿して使っていますが、MVNOのnano-SIMとは違ってLTEもバッチリ使えます。


2013年の気になるプロダクトですが、結局発表されなかったアップル製の次世代テレビは引き続き注目ですね。それから先日話題になったアップルがiOS搭載腕時計を開発中というニュースの方も気になります。これが事実かどうかはわかりませんが、ガーミンやスントのアウトドアウォッチがどんどんコンピューター化してきていることや、リストバンド型デバイス「Nike+ FuelBand」や「Jawbone Up」、Googleのメガネ型デバイス「Project Glass」といい、コンパクトでウェアラブルなガジェットがおもしろくなるのは間違いなさそうですね。


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