iPhone 5 SIMフリーモデルをドコモで使い始めて1ヶ月ほど経ち、やっと縦長画面にも慣れてきました。iPhone 5からはソフトバンクとauでもテザリングできるようになったので、海外で使う機会の無い人にとってSIMフリーモデルを使うメリットはほとんど無くなってきたと言えますが、どうしてもドコモで使いたいという人のためにその手順を紹介しておこうと思います。
#1.iPhone 5 SIMフリーモデルとドコモのnano-SIMを手に入れる
まずはiPhone 5 SIMフリーモデル(A1429 GSM)をEXPANSYSで購入。現時点で16GBモデルが65,687円、64GBモデルでも83,996円と、かなり安く買えるようになってきましたね。次にドコモショップにてSIMカードをnano-SIM(ドコモnanoUIMカード)に交換。ドコモではSIMカードの変更は12ヵ月に1回に限り発行手数料は無料です。それ以降は1回につき3,150円かかります。
#2.iOS 6.0.1へ復元アップデート
iOS 6.0.1のipswファイルをダウンロードして保存しておきます。次にiTunesにiPhone 5を接続して、optionキーを押しながら(Macの場合。WindowsはShiftキー。)「復元」をクリックし、先ほどダウンロードしたipswファイルを選択してアップデート。その後にドコモのnano-SIMをiPhone 5に挿入してアクティベーションを行います。こちらのポストがとても参考になりました。
#3.再度上書きアップデート
先ほどと同じ手順でoptionキーを押しながら、今度は「復元」ではなく「アップデートを確認」をクリックし、同じiOS 6.0.1のipswファイルを選択して上書きアップデート。これで無事にドコモXiのLTEネットワークに接続できるようになります。ドコモでiPhoneを使う場合のお約束の、「設定>一般モバイルデータ通信ネットワーク>モバイルデータ通信」のAPNに「mopera.net」(ユーザー名とパスワードは空欄)、「インターネット共有」のAPNにも同じように「mopera.net」を設定しておきます。
先日iOS 6.0.2がリリースされましたが、同じ手順で問題無いと思います。ただ、iOS 6.0.1からiOS 6.0.2にアップデートする場合にも、一度iOS 6.0.2のipswファイルをダウンロードして保存しておき、iTunesからoptionキーを押しながら「アップデートを確認」をクリックしてアップデートする必要があるようです。なぜかボクの環境では一度のアップデートではLTEを掴まず、二度適用すると問題無くLTEを掴むようになりました。やはりこの辺りがちょっと不安定ですね。
iPhone 5から高速通信LTEに対応し、縦長の画面と新しいコネクタが採用されたことからも、iPhoneが次世代に移行したのは間違いありません。しかし前モデルのiPhone 4Sでも十分にハイスペックだし、ボクの使い方では3G回線でも特に不満もありません。そして当然ドックコネクタに対応した膨大なアクセサリーの数々を使うことができます。そう考えると前モデルのiPhone 4Sこそが、iPhoneの一つの完成形と言えるのかもしれません。
^H: iOS 6.0.1でNTTドコモ『Xi』でのLTEを使うためのアレコレ
http://blog.backspace.jp/2012/……s-601.html
Expansys Japan
http://www.expansys.jp/
iOS 6.0.2
http://appldnld.apple.com/iOS6……store.ipsw
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