激動の2011年も残り僅かになって来ました。今年もいくつかの素晴らしいガジェットとたくさんのガラクタが発表されましたが、その中から日々の生活を便利で豊かにしてくれたものをセレクトしてみました。ということで今年のベストガジェットを発表したいと思います。

#1．Apple iPhone 4S SIMフリーモデル

『iPhone 4S』のSIMフリーモデルにドコモ「Xi（クロッシィ）」のSIMを挿して使っています。これでiPhoneをWi-Fiスポット化する機能「パーソナルホットスポット」が使えるようになるので、MacBookやiPadなどをドコモの3G回線でネットに接続できて便利です。「Huawei E585」のようなSIMフリーWi-Fiルーターを別途持ち歩くという選択肢もありますが、やはり持ち歩くモノが増えてしまってはナンセンスでしょう。なんだかんだ言ってもここ数年はiPhoneを差し置いてまで買うガジェットはありませんね。

#2．Canon DR-C125

キヤノンのドキュメントスキャナを購入し、今さらですがガラパゴスな日本ならではのムーブメントである電子書籍の自炊にチャレンジしてみました。書籍や雑誌以外にも書類、説明書、カードなど、あらゆる紙をスキャンしてペーパーレス化することができました。

#3．Apogee Duet 2

『Apogee』のMac専用オーディオインターフェイス。アルミボディに特徴的なコントローラノブという基本構成は前モデルから変わっていませんが、スピーカー出力とヘッドフォン出力を個別に設定できるようになったので、「Ableton Live」などのソフトを使ってのDJプレイにも使えるようになりました。最近はこれを繋いで「Deckadance」を使って手軽にプレイすることが多いです。

#4．Eye-Fi Mobile X2

デジカメで撮った写真や動画をワイヤレスでパソコンに自動転送することができる無線LAN内蔵SDカード。今年発売された新しいモデルには、iPhoneやiPadに直接転送する機能「ダイレクトモード」が追加されたことで、デジカメで撮った写真をその場ですぐにメールやSNSでシェアすることができるようになりました。現在は「Ricoh GXR」とセットで愛用しています。

#5．iPod touch

初代iPodが発表されてから今年でちょうど10年が経ち、iPodも随分と進化しました。なんと言ってもこの薄さには感動します。3G回線が使えないことやカメラが低解像度な点を除けば、機能的にはほとんどiPhoneと変わりません。そんな高性能なデバイスが16,800円からという手頃な値段で買えてしまう。iPod touchこそ最強のアップルプロダクトなのかもしれません。

#Extra．スティーブ・ジョブズ

スティーブ・ジョブズが製作に全面協力した最初で最後の公式伝記。なぜか日本語翻訳版だけ上下巻に分かれている上に値段も高く、おまけに装丁のデザインもヒドいと話題ですが、ジョブズの人生観や哲学がギッシリ詰まった最高の一冊。


今年はiPhoneとMacBook Proは既存モデルのアップデートだったし、ライフスタイルを変えるような画期的なガジェットにも出会えませんでしたが、2012年の気になるプロダクトといえば、やはりアップル製の次世代テレビ「iTV」でしょう。「Siri」を搭載して音声でコントロールするのではないかというウワサも出てきています。アップルが提案する新しい次世代テレビとはどんなモノになるのか、ボクはテレビを全くと言って良いほど見ませんが非常に気になるところです。

それから次期iPhoneにはNFCを使った決済機能が搭載されるというウワサもあるので、実現すれば日本でもモバイル決済サービスが一気におもしろくなりそうです。その時にはお金やカードを一切持ち歩かずに、iPhoneのみで過ごすことができるのか実験してみたいと思っています。また、iPhoneやスマートフォンと連携するウェアラブルな健康ガジェットも色々と出てきそうで楽しみです。


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