アップルは現在、iTunesストアで販売した映画や本、音楽の決済を扱う。消費者はiTunesのアカウントからアプリを使って、アプリの購入やデジタル製品の代金支払いを行うこともできる。
アップルの直営店では、一部の製品については製品をiTunesに登録されているクレジットカード情報で支払いができる。アップルは安全対策としての指紋読取装置や位置情報センサー「iBeacon(アイビーコン)」など、iPhoneでの決済を実現するための新技術の導入を進めている。
しかし、iTunesのアカウントでは、衣類の購入や車の相乗りサービス「Uber(ウーバー)」の利用などの物販やサービスの決済はできない。利用者はクレジットカード情報を手作業で入力しなければならず、手間がかかるため、スマートフォンでの購入に二の足を踏むことがある。(中略)
iPhoneの利用者はiTunesに登録されているクレジットカード情報に基づいて自動的に情報を記録できるようになるかもしれない。また、ある業界幹部はオンライン詐欺の対策として、販売の際にiPhoneを使った指紋認証を利用する可能性があると指摘した。
モバイル決済市場の競争はますます激化していくんでしょうが、アップルはもうiPhoneにNFCを使った決済機能を搭載するつもりは無いのかもしれませんね。
Link » アップル、モバイル決済拡大へ―物販も対象に – WSJ.com
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