ベストガジェット 2022

Best Gadgets 2022

激動の2022年も残り僅かになって来ました。今年もいくつかの素晴らしいガジェットとたくさんのガラクタが発表されましたが、その中から日々の生活を便利で豊かにしてくれたものをセレクトしてみました。ということで今年も年末恒例のベストガジェットを発表したいと思います。


Leica Apo-Summicron-M F2/35 mm ASPH.

#1.Leica Apo-Summicron-M F2/35 mm ASPH.

1年がかりで手に入れた、ライカが光学設計に贅を尽くした35mm単焦点レンズ。現在ソニーのコンパクトなフルサイズセンサー搭載ミラーレス一眼カメラ『α7C』に装着して愛用していますが、ライカらしい金属製の堅牢なボディとデザインはもちろん、独特の描写力と抜群の解像力が素晴らしく、ようやく究極だと納得できる1本に出会えた気がします。ボクのようにレンズを何本も何本も買ってしまう人を表すのに「レンズ沼」という言葉がありますが、ようやく沼の底に辿り着いた気がしますね。

熟練した職人によって手作りされたライカレンズは、メンテナンスさえきちんと行っていれば何十年でも使えるので、撮影を楽しみながら資産価値まで上がっていきます。こんなレンズは他のブランドにはありませんよね。今回購入した『Apo-Summicron-M F2/35mm ASPH.』もいつかオールドレンズになるのを楽しみにしつつ使っていきたいと思います。


Mark Levinson No.5909

#2.Mark Levinson No.5909

最高の音質を誇る『Mark Levinson』のノイズキャンセリング搭載ワイヤレスヘッドフォン。

解像度の高いパワフルなサウンドで没入感があり、長時間装着しても快適な着け心地で素晴らしいですね。本格的なリスニングや制作用途はもちろん、自宅や外出先で集中して作業したい時に重宝していて、これを使うようになってからスピーカーを全く持ち歩かなくなりました。オフィスやオンライン会議、ランニングなどのスポーツの時に愛用している「AirPods Pro」と使い分けています。


Apple iPad Pro 12.9”

#3.Apple iPad Pro 12.9”

アップルの新しい独自チップ「M2」を搭載した新型『iPad Pro』。残念ながら前モデル同様「Liquid Retina XDR」ディスプレイは11インチモデルには搭載されませんでしたが、外出先で使えるMacBook Proのセカンドディスプレイを物色していたところだったので、大画面で高画質な12.9インチモデルを購入しました。

書籍や雑誌、映像を楽しむビューワーとしてはもちろん、簡単な写真や映像の編集、音楽制作やDJプレイ、手書きノートや音楽専用スピーカーとして使ったり、MacBook Proの拡張ディスプレイとしても重宝しています。来年はより大画面の『iPad Pro』が登場するウワサもあるので楽しみです。


Option-O Lagom Mini

#Extra.Option-O Lagom Mini

オーストラリア発のスタートアップ『Option-O』による小型電動コーヒーグラインダー。

サイズは幅65mm、奥行き95mm、高さ240mmとウォーターボトルほどのサイズで、アルミニウムから削り出した金属の塊のようなミニマルなデザインが美しく、上部のフタと粉受けはマグネットで固定する仕組みになっていて使いやすいです。ハンドドリップやフレンチプレス用にコーヒー豆の挽き具合を無段階調節可能で、コニカル式によってコーヒー粉の大きさを一定に挽くことができます。一度に挽ける豆の量は約30gとコーヒー二杯分を淹れるのには十分で、さらに動作音がとても静かなので自宅で使うのに最適です。

長年電動コーヒーミルは「Kalita ナイスカットミル」を愛用していましたが、ようやくこれに代わる逸品に出会えましたね。「Fellow」のメンテナンス用ブラシとセットで愛用しています。


今年もアップルプロダクトはたくさん購入しましたが、初代から毎年買い替えていたApple Watchは購入しませんでした。 もうアップデートの度に買い替えるのはMacBook ProとiPadだけで十分で、Apple Watchのように便利だけど何も生み出さない生産性が低いプロダクトなんて毎年買い替えるべきではないんでしょうね。

新型ディスプレイ「Apple Studio Display」も購入しましたが、MacBook ProやiPad Proに搭載されているXDRディスプレイを見慣れた今となっては、どうしても物足りなさを感じてしまいますね。とは言え「Pro Display XDR」にはカメラやマイク、スピーカーが搭載されていないので、来年新型「Mac Pro」と合わせて発表されるというウワサの次期モデルに期待したいです。また、結局今年も発表されなかったアップルのARデバイスも、既存のヘッドマウントディスプレイの問題点をどう解決しているのか気になるところです。それではみなさま良いお年を。


INSTはモノやニュースをコンパクトに紹介することを心がけていますが、時々このような長めのポストをコラムとして紹介しています。今までのアーカイブは、カテゴリーメニューの「Column」から表示することができますので、是非チェックしてみてください。また、ボクの所有物をまとめた電子書籍もよろしくお願いします。

Instrumental™ Things – 2019 Edition


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December 30, 2022 | Categories » Column, Life, Technology | Tags » , , , , , , , , ,




 
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