高城剛が監督した映画『ガヨとカルマンテスの日々』が、遂にAmazonプライム・ビデオで配信開始。
本作は芥川龍之介の『報恩紀』を原作に、氏のメルマガで連載されている「新しい社会主義」への移行という近未来に起こるドキュメンタリーのような世界観がキューバを舞台に描かれていて、アメリカでは2028年に参政権をもつ人口の半数がミレニアルズとZ世代になるため、ある意味未来予測のような作品になっています。
ボクは先月アクアシティお台場にあるユナイテッドシネマで一週間限定で劇場公開された際に鑑賞してきました。ネタバレになってしまうので内容に触れるのは避けますが、登場人物たちのセリフの端々からも氏の考え方が感じられて楽しめましたね。先日発売された映画撮影に使った機材や道具、メイキングショットを収録した一冊「NEXTRAVELER FILMS & TOOLS」と合わせて観ることをオススメします。
米国国家財政破綻後の世界。為政者の喧伝装置となったマスコミによってテロ容疑を着せられたマルラは、余儀なく逃亡生活を送り、精神安定剤を片時も離せない日々を送っていた。一方、ルイスは移住資金捻出のため、闘鶏に人生を賭け、一発逆転を夢みる。
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