2016年も残り僅かになって来ました。今年もいくつかの素晴らしいガジェットとたくさんのガラクタが発表されましたが、その中から日々の生活を便利で豊かにしてくれたものをセレクトしてみました。ということで今年も年末恒例のベストガジェットを発表したいと思います。
DJIの小型折りたたみ式空撮ドローン。これまで使っていた「Phantom 3 Advanced」の完成度も高かったですが、『Mavic Pro』は機体の安定性やコントローラーの操作性など、全ての面においてさらにブラッシュアップされています。カメラの画質も申し分無く、空飛ぶカメラとして順当な進化を遂げていますね。そして何より軽量コンパクトに折りたためる機体とコントローラーが素晴らしい。普段使っているバッグにも余裕で収まるので、色々なところに持ち出して空撮を楽しんでいます。
ライカMレンズでオートフォーカスを可能にするマウントアダプター。カメラのAF電子信号を読み取り、内蔵されたモーターによってレンズを前後に動かしてピントを合わせるという驚きの製品です。現在「α7 II」に装着して使っていますが、AF速度も合焦率も実用的で素晴らしいですね。下部が飛び出してしまうことや、それなりにバッテリー消費が早くなるというデメリットはありますが、やはりライカMレンズでオートフォーカスできるのはスゴく楽しいです。最近の中国企業が作る製品クオリティの高さには目を見張るものがありますね。
#3．Apple iPhone 7 Plus SIMフリーモデル + AirPods
iPhone 7 PlusのSIMフリーモデルにMVNOのSIMカードを挿して使っています。デュアルカメラによる新機能「被写界深度エフェクト」やSuica対応も調子良いですが、何より防水機能が快適で、キッチンなどの水まわりではもちろん、汗や雨も気にせずに使えるのがうれしいですね。これでもうビーチやプールでの水濡れも怖くありません。
現在は左右独立ワイヤレスBluetoothイヤフォン『AirPods』とセットで使っていますが、マイクの感度も良好で、肝心の音質は思っていたほど悪く無く、充電ケースも軽量コンパクトでかなり調子が良いですね。ここ数年iPhoneに革新性はありませんが、毎日の生活に欠かせないガジェットなのは間違いありません。
#Extra．Apple MacBook Pro 13”
今回は13インチの上位モデルをフルスペックでCTOしました。前モデルよりもさらに軽量薄型化されて、ファンクションキーを置き換えるタッチディスプレイ「Touch Bar」と「Touch ID」を搭載。Thunderbolt 3が4ポートとイヤフォンジャックのみという仕様は今のところデメリットしか感じていませんが、現在「Kickstarter」でバックしているThunderbolt 3ハブ「HyperDrive」が届けば使い勝手は良くなると思います。何にしてもプライベートでも仕事でもバリバリ使えるハイスペックなマシンを手軽に持ち運べるのはうれしいですね。
今年はガジェット豊作の年だったと思いますが、iPhone 7や満を持して登場した新型MacBook Proに残念ながら革新性はありませんでした。もうスマートフォンやパーソナルコンピューターはすっかりコモディティ化してしまったと感じますね。また、気になっていたポケットサイズの折りたたみ式ドローン「Zerotech Dobby」ですが、レビューを見る限りカメラの性能がイマイチだったので結局購入しませんでした。2017年も引き続き改正航空法による規制の対象外である200g未満のドローンに注目したいですね。それではみなさま良いお年を。
INSTはモノやニュースをコンパクトに紹介することを心がけていますが、時々このような長めのポストをコラムとして紹介しています。今までのアーカイブは、カテゴリーメニューの「Column」から表示することができますので、是非チェックしてみてください。所有物をひたすら掲載していくウェブサイトもどんどんアップデートしていますのでよろしくお願いします。
Related Post » ベストガジェット 2019
