東日本大震災（東北地方太平洋沖地震）の影響により東京でも頻繁に余震があり、かなり緊迫した状況が続いていますが、こういうことがあるといざ大災害が起きた時のことを改めて考えさせられます。

地震直後、携帯の音声通話が全く繋がらない状況下でも、iPhoneのSkypeを使って家族と音声通話で連絡を取ることができました。また、Twitter、Facebook、Ustreamなどを使って友人の安否や情報などをリアルタイムで収集することができ、改めてソーシャルメディアの力を実感しました。そして同時にiPhoneなどのスマートフォンがあるのと無いのではまるで状況が変わってしまうだろうとも思いました。

今日から関東地方でも計画停電がスタートしました。もちろん節電も大事ですが、いざという時のためにもしっかりとバッテリーの準備はしておきたいところです。ということでおすすめのバッテリー関連のアイテムをいくつかご紹介。

#1．SANYO eneloop mobile booster

もう定番ですね。「KBC-L2AS」なら5,000mAhという大容量でiPhone 4を約2回フル充電可能。USB、AC電源のどちらからでも充電することができ、USB出力を2つ搭載しているので、ガジェットを2台同時に充電することも可能。容量は半分だけどコンパクトで携帯しやすい「KBC-L3S」や、eneloopの単3電池で充電がすることができる「KBC-E1AS」もあります。ただ、こういうタイプはどうしても充電しながらだと使い辛くなってしまいますね。

#2．Griffin PowerDuo Reserve for iPhone and iPod

通常の充電器、車のシガレットライター用充電器、コンパクトなドックコネクタのついたバッテリーパックのセット。iPhoneを充電しながら同時にバッテリーパックの充電もできちゃいます。バッテリーパックは容量が少ないですがコンパクトなので普段使いにはとても便利です。充電器にはUSB出力もついているので、いろいろなガジェットを充電することができます。

#3．Simplism EmergencyBattery for iPod iPhone

単4電池3本を使用するドックコネクタのついたバッテリーパック。電池さえあればいくらでも充電できてしまうのは魅力的です。

#4．Kensington Mini Battery Pack and Charger for iPhone and iPod

USBからの充電が可能なドックコネクタのついたバッテリーパック。保護キャップをそのままスタンドとしても使うこともできます。容量は1,000mAHとバッテリーパックタイプとしては大容量。充電用に巻取り式のUSBケーブルも付属します。「eneloop mobile booster」なんかと合わせて使うのも良いですよ。iPhoneと同時に充電が可能なドックがセットになったモデルもあります。

#5．Powerfilm USB+AA

以前にも紹介したミルスペックのソーラーバッテリーチャージャー「PowerFilm AA Solar Charger」にUSB出力がついたモデル。その代わり一度に充電できるのが単3電池2本までとなってしまっていますが、一つで完結できるのは魅力です。付属してくる電池がeneloopということで相性もバッチリです。

#Extra．HyperMac

こちらはMacBook用の外部バッテリーで、60/100/150/222Whと容量違いで4モデルがあります。最新のMacBook Pro 15″で使った場合、60Whモデルで16時間、222Whモデルで34.8時間とMacBookのバッテリーライフを劇的に延ばすことができます。USB出力ポートもついているのでiPhoneやiPadを充電することも可能です。日本でもユニポスで取り扱っています。


個人的にiPhoneは裸で使いたいタイプなので今回バッテリージャケットは紹介していませんが、今までにいろいろと使ってみて言えることは、それぞれに一長一短あり一つで全ての状況をカバーしようとするとやはり難しいので、その時々によって使い分けたり組み合わせたりするのが良いんじゃないかと思いますね。こちらのページにアップルが推奨するバッテリーを長持ちさせる方法も紹介されていますので、合わせてチェックしてみてください。