アップルのスティーブ・ジョブズが亡くなり数日が経ちました。ボクの中でのアップルという会社はやっぱりジョブズ在ってこそだったんだなとひしひしと感じています。もちろんこれからもアップル製品は使い続けていくとは思いますが、ジョブズ亡き後のアップルからいくら素晴らしい製品が登場しても、それはもうジョブズが作り出した製品ではないと思うと、これから先のアップルとの関わり方は間違いなく今までとは変わってしまうだろうなという気はしています。
まだ気持ちがうまく整理できていませんが、ここ数日で色々と考えさせられたジョブズ関連記事などをまとめてみました。
ニューヨークタイムズのジョブズの晩年についての記事を翻訳してくれています。また、Cult of Macの記事によるとジョブズはiPhone 4Sの発表を自宅からストリーミングで視聴していて、発表が終わると無言で微笑んでいたそうです。
今われわれは、テクノロジーが誰の日常生活にとっても重要になりつつある時代にいる。今後われわれが、業界最高の知性を欠いて前進しなくてはならないことは、正直なところ少々怖い。次の誰かが登ってくるかもしれない。しかし、スティーブ・ジョブズは二度と出てこない。それを考えると世界の痛手だ。
#3.Long Tail World: 僕がスティーブ・ジョブズから学んだ12の教訓-ガイ・カワサキ:What I Learned From Steve Jobs – Guy Kawasaki
スティーブ・ジョブズから学べる教訓を解説する人は数あれど、同じ屋根の下で直に彼と働いた経験者はほとんどいない。取りこぼしたり忘れたりしないよう、僕がスティーブ・ジョブズから学んだ教訓のTOP12をまとめておこう。
#4.コンピュータが、終わった日。 – TSUYOSHI TAKASHIRO BLOG
音楽で社会が変わる事を教えてくれたジョン・レノンがなくなった日、
もう音楽は、ただの産業になってしまうんじゃないか、と多くの人は感じたと思います。
コンピュータで社会が変わる事を教えてくれたスティーブ・ジョブズがなくなった日、
もうコンピュータは、ただの産業になってしまうんじゃないか、と僕は感じます。
スティーブ・ジョブズの死は、たぶんコンピュータが終わった日の知らせであり、
残った僕たちは、また次の地平を目指さなければなりません。
その道は、自分の心と直感によって導かれると、何度もスティーブ・ジョブズは言って、ありふれた光景から旅立ちました。
素晴らしいポストですね。高城センセとジョブズの意外な接点についても言及しています。
#5.スティーブ・ジョブズ氏愛用のタートルネックが売り切れに – 気になる、記になる…
ジョブズといえば黒のタートルネック。いつの間にか「Issey Miyake(イッセイ・ミヤケ)」から「St. Croix(セントクロイ)」に変わっていたんですね。こんなスゴいエピソードもありました。
今から10年前に行われた、NHKクローズアップ現代による単独インタビュー。
#7.プレゼンで見るジョブズ氏の軌跡(動画) « WIRED.jp 世界最強の「テクノ」ジャーナリズム
スティーブ・ジョブズ氏は、プレゼンの名手としても有名だ。米Apple社に復帰してからの同氏の軌跡を、当時のプレゼンとともに振り返る。
#8.スティーブ・ジョブズ スタンフォード大学卒業式でのスピーチ – YouTube
スタンフォード大学卒業式での伝説のスピーチ。もう何度見たかわかりませんが、見るたびにいつも力を与えてくれます。日本語字幕無しならiTunes Uからダウンロードすることもできます。また、スタフォード大学のウェブサイトにはテキストが掲載されています。
ジョブズの軌跡をまとめたファンサイト。膨大な数の写真がアーカイブされています。ジョブズに影響を与えた人たちを解説したページもまた興味深い。
『Stewart Brand(スチュアート・ブランド)』氏によって創刊され、スティーブ・ジョブズのスタンフォード大学卒業式での伝説のスピーチでも語られている、1960~70年代のカウンターカルチャーのバイブル的存在のひとつ『Whole Earth Catalog』。今ではウェブサイト上で無料で閲覧することができる上に、PDFをダウンロード購入することができるようになっていますので、現代のホールアースカタログであるiPhoneやiPadに入れておきたいところです。ジョブズのスピーチのラストの言葉「Stay hungry, Stay foolish.(ハングリーであれ、愚かであれ。)」の引用元でもある最終号の裏表紙もバッチリ見ることができますよ。
#Extra.スティーブ・ジョブズ I
アメリカを代表する伝記作家である『Walter Isaacson(ウォルター・アイザクソン)』氏による公式伝記『スティーブ・ジョブズ』。大人の事情からか発売日が10月24日に早まったようです。
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