建国50周年を迎えるシンガポールへ行くのを機会に読んだ、シンガポール建国の父リー・クアンユーの発言をまとめた一冊『リー・クアンユー、世界を語る』。長年シンガポールは「死刑のあるディズニーランド」や「明るい北朝鮮」とまで揶揄されていますが、リー・クアンユー氏は南国の何もなかったジャングルを、独裁政権下ながらわずか数十年で世界有数の都市国家に育てた人物です。シンガポールへ行くのは初めてではありませんが、本書を読んでから行くと多様性から生まれるパワーや、隣国であるマレーシアとの大きな違いをより実感することができてオススメです。
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