カナダ出身の作家でデザイナーの『Graham Hill(グラハム・ヒル)』氏によるTEDスピーチ『ものは少なく、幸せは多めに』。随分前のものですがすっかり紹介しそびれていました。モノが溢れる現代で「Less is more(より少ないことは、より豊かなこと)」に生きる方法を紹介しています。必要以上にモノを所有し、資源を過剰に消費し続ける20世紀的価値観からシフトした人にとっては当たり前すぎる内容かもしれませんね。たくさんのモノを所有することや経済的な豊かさが、幸福感に直結しないことは今の日本を見ても明らかです。おまけにデフレだとか言われていますが、東京の生活コストは世界一です。高い家賃を払ってそのスペースをモノで埋めてしまうなんて本当にバカバカしい。
近年はテクノロジーの進化のおかげもあって色々なモノがどんどんコンパクトになっているし、CD、DVDラックどころか書棚までデジタル化して持ち運ぶことができてしまう時代です。バッグ一つの持ち物でどこでも仕事をしたり、快適に暮らすことが可能な時代だと思います。もうファッションやモノでアイデンティティ表現する時代ではないし、生活していく上で本当に必要なモノもそんなに多くはないはずです。ボクもさらに身軽でコンパクトになって、21世紀の新しいシンプルライフを探求していきたいですね。
Link » グラハム・ヒル「ものは少なく、幸せは多めに」 | Video on TED.com
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