ラスベガスで開催された「CES 2020」で、ソニーが電気自動車のコンセプトモデル『VISION-S』を発表。出力200kWのモーター2つによって4輪を駆動させ、停止状態から時速100キロまで4.8秒で加速でき、最高時速は240kmに達するとのことです。
とは言ってもソニーは自動車メーカーになろうとしているわけではなく、『VISION-S』には同社が供給できる各種センサー類やインフォテインメント技術が盛り込まれていて、これからのモビリティにおける安心、安全に加えて、快適さやエンターテインメントなどを追求する取り組みを表明したコンセプトカーになっているようです。近い将来自動運転が当たり前になってくれば、これらはますます重要になってきますからね。
ソニーが電気自動車を作る時代が来るとは思ってもみませんでしたが、現在スマートフォンの大半に供給している同社のイメージセンサー事業が、映画や金融事業に比肩するほどの規模になっていることを考えれば納得ですかね。
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