NEXTRAVELER 京都 – 高城剛

NEXTRAVELER 京都 – 高城剛

高城剛氏による旅行ガイドシリーズ『NEXTRAVELER』が、大手出版社ではなかなか出せない内容や地域を凝縮して、Kindle版限定で再始動。第2弾は日常の京都にフォーカスしていて、神社仏閣の類は一切掲載せず、営業許可がない飲食店や、いつ空いているかわからないカフェ、そして特別な教育を行う公立エリート小学校など、今までにない「ギリギリの京都ガイド」になっています。

氏が自ら撮影と取材をして独断と偏見で選んだスポットは相変わらずおもしろいですね。近年京都は外国人観光客が急増していて「オーバーツーリズム」が問題になっていますが、これを読んだらまた遊びに行きたくてウズウズしてきました。今作も「Kindle Unlimited」なら無料で読むことができちゃいますよ。

「京都」とは、東は河原町通、西は堀川通、北は丸太町通、南は四条通に囲まれた中だけだと、生粋の京都人は言う。その真ん中を横に走る御池通と縦の烏丸通をもって、このエリアは「田の字地区」と呼ばれている。近年、建築規制の改正もあって、不動産(投資)的「田の字地区」はもう少し南下するが、文化的京都の重心は中京区の東側にあり、ここを訪れることを「入洛」といまでも言う。だから、新幹線で京都駅についても、それだけでは「入洛」していることにはならない。この「田の字地区」の外にある場所、つまり「洛外」は、かつては「幽界」だと考えられていた。

京都の街を俯瞰的に見ると、街の中心部には、古めかしい神社仏閣が、ほとんどない。一見、千年以上も続く伝統こそが「京都らしさ」と考えるが、東京以上に柔軟性と流動性が高い「新陳代謝が良い街中」が本当の京都の魅力に他ならない。

町衆が作った京都の日常。
ここに、本当の京都の面白さが潜んでいる。



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April 5, 2019 | Categories » Entertainment, Travel | Tags » , ,




 
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