朝目覚めて、まず一杯の水を飲む。そのコップに何の愛着もないとき、それはただ喉の渇きを潤すだけの、生きていくための最低限の作業の時間にすぎない。けれど、敬意を持つほどに大切なコップだったら、それは渇きを潤す以上の快感の時間だ。つまらない人生を送りたくなかったら、まずは「日用品」こそ、作られた過程や背景に美意識が込められた、尊敬できるものを選びたい。
いい特集でした。モノに執着したくはありませんが、毎日何気なく使う「日用品」こそ、選りすぐったモノを愛着を持って大切に使いたいですね。
Link » BRUTUS No. 755 – 尊敬できる「日用品」。
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