近年デジタルカメラの高性能化に伴って、現代のハイテクレンズには無い味のある写真が撮れるオールドレンズが人気ですが、最近はロシア製のオールドレンズ『Helios 44-2 F2/58mm』を、ソニーのミラーレス一眼カメラ「α7 III」に装着して楽しんでいます。旧東ドイツ製の銘玉「Carl Zeiss Jena Biotar F2/58mm」をコピーして作られたと言われていますね。
今までライカの広角レンズばかり使ってきたので、ポートレート撮影にピッタリな58mmという焦点距離は新鮮で、絞り開放で撮影した時の通称「ぐるぐるボケ」と呼ばれる背景のボケ味が独特で気に入っています。中古で1万円以下と安価に購入可能ですがハズレも多いので、こればっかりはアタリが出るまで何本か購入してみるしかありませんね。
「Sony α7 III」への装着には、M42マウントをライカMマウントに変換するマウントアダプターと、ソニーのEマウント機でライカMレンズの接写を可能にするマウントアダプター「Voigtlander VM-E Close Focus Adapter」を組み合わせています。
しばらくは長年愛用しているライカのオールドレンズ「Summilux-M F1.4/35mm」と使い分けていきたいと思います。
Link » Helios 44-2 F2/58mm